10月12日に始まった日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』(TBS系)が、平均視聴率11.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で好発進した。早見和真氏の小説が原作で、演出は映画『グランメゾン・パリ』の塚原あゆ子氏が担当。

妻夫木聡(44)や佐藤浩市(64)など豪華俳優陣が出演しており、Snow Man・目黒蓮(28)もそのうちのひとりだ。

しかし、現時点では目黒の役どころは謎のまま。ナレーションを担当し「物語の鍵を握る人物」とされるが、役名すら明かされていない。第1話では最後に写真で登場しただけだったSnow Manきっての演技派である目黒。今作での彼の演技を楽しみにしている人も少なくないだろう。

そこで本誌はWEBアンケートツール「Freeasy」にて、20~60代の男女500人を対象に『好きな「目黒蓮の出演作」』についてアンケート調査を実施した。

第3位には映画『おそ松さん』がランクインした。

2022年に人気テレビアニメ『おそ松さん』を実写化し、Snow Manが主演を務めた話題作だ。20歳をすぎても親の脛をかじる“クソニート”である6つ子をメンバーが好演。目黒は三男の「チョロ松」を演じた。

チョロ松はマッシュルームヘアに緑色のパーカーを着てアイドルオタクという役どころで、作中ではホストになりきるシーンも。どたばたコメディを演じきり、いつものクールな印象とは違う新たな一面を見せた。

目黒はメイキングインタビューで「笑いをこらえながらお芝居をするのが一番大変だった」と答えている。アンケートでも、コミカルな演技が新鮮だったいう声が多かった。

《ユーモラスである》
《新しい一面を観られたから》
《イメージとかけ離れていても、面白く見れたから》
《コメディに挑戦したことから》

第2位は、目黒が主演をつとめた『トリリオンゲーム』。

1兆ドル(トリリオンダラー)を稼いで、この世のすべてを手に入れようと成り上がる男を描いたノンストップ・エンターテインメント。人気漫画が原作で2023年にTBS系で連続ドラマが放送され、2025年には劇場版が公開された。目黒はハッタリと高いコミュニケーション能力であらゆる人からモテるという天性の人たらし、“ハル”こと天王寺陽を演じている。

“ガク”を演じる佐野勇斗(27)と“最強バディ”と言われ、息ぴったりの共演も話題となった。ハルのアイデアを、気弱だが凄腕エンジニアのガクが現実化し、ぎりぎりの危ない橋を渡りながら成功させていく、そのスリリングで爽快なストーリーを楽しむファンが多い。アンケートでも、目黒の演技とともに物語の展開が面白いと評する意見が目立った。

《スリリングな展開で楽しめた》
《何も持たないごく普通の若者二人が頭脳と度胸でのし上がるストーリーが痛快》
《ハラハラ、ドキドキでストーリーが面白かった》
《ゲームのやり取りで、成功して行くドキドキ感が、すごいです》

第1位は、目黒の出世作であるドラマ『silent』(フジテレビ系)が獲得。

2022年に放送された本作は、見逃し配信で民放歴代最高記録(当時)を樹立。数々のドラマ賞を受賞するなど社会現象となった。

目黒は、耳の難病で聴力を失ってしまった青年・佐倉想を演じている。高校時代の恋人である川口春奈(30)演じる“紬”とのせつなく温かいラブストーリーだ。

2人は手話を通じて会話をするのだが、表情で感情を表す目黒の繊細な演技に圧倒された視聴者は多かった。制作インタビューで番組プロデューサーは、佐倉想は目黒をイメージして“当て書き”で生み出したと明かしていたが、まさにハマり役と言えるだろう。難しい役どころだが、アンケートでは目黒のせつない表情を絶賛するコメントが目立った。

《声のない演技が胸に刺さったからです。顔の表情での演技が魅力的だった》
《手話と顔の表情だけで心情が伝わった素晴らしい演技でした》
《繊細な役どころがよく合っていた》
《難しい演技だと思うけど、とても自然でよかった》

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