「18日(日本時間、以下同)のブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦で、二刀流の大谷選手は勝利投手&ホームラン3本の大活躍を見せ、2年連続でワールドシリーズ進出。本拠地ドジャー・スタジアムへ連日応援に駆け付けた真美子さんの声援を受けたことが大きかったのでしょう。

前々日の会見では一時の不振の原因が二刀流にあるのかという質問が相次ぎ、『体感的にはそうではない』『さっき言ったとおりです』などと苦笑いする場面があっただけに、真美子さんのサポートで不振を乗り越えられたのは間違いありません」(在米ジャーナリスト)

世界一連覇に向けて二刀流で奮闘するドジャース・大谷翔平選手(31)。スポーツ紙記者は言う。

「このポストシーズン、真美子さんは“今は自宅での育児の時間を大切にしたい”という意向で、敵地での試合はすべて自宅観戦。本拠地での試合になると夫人会のメンバーと応援に行く生活を送っています。移動の影響もあるのか、大谷選手は敵地での試合は少々疲れが見える印象がありました。彼女の不在が不振につながっていたのかもしれませんね」

真美子さんは夫人会には皆勤ではないものの、着実に存在感を増していっているという。

「9日の試合では、夫人会の公式インスタに投稿された集合写真に写っていた真美子さんの“立ち位置”が注目されました。彼女のすぐ近くにカーショー投手の妻・エレンさんがいたのです」(前出・スポーツ紙記者)

4児の母で現在は第5子妊娠中のエレンさんは最前列の左端で笑顔を見せていた。その背後に真美子さんが映っていたのだ。

「カーショー投手はドジャース一筋18年のレジェンドで、今季限りで現役を引退。社会奉仕活動に積極的なエレン夫人は“ドジャース妻の鑑”として長きにわたり夫人会のリーダーを務めてきました。このポストシーズンはエレンさんにとって“最後の夫人会”。

大谷選手は’33年まで契約しているため将来的に真美子さんに“私の後を継いでほしい”と願っており、接触する機会を増やしているようです」(前出・スポーツ紙記者)

■自宅に帰った表情がふだんより強張って

一方で、前出の在米ジャーナリストは真美子さんの遠征不在以外にも、大谷がある悩みを抱えていたことが不振の一因だったのではないかと指摘する。

「現地のパパラッチ情報によれば自宅周辺で“デコピンの姿をしばらく目撃していない”そうなんです。実はLAではペットの誘拐事件が横行しており、大谷選手は“世界一有名な犬”となったデコピンの誘拐を恐れ、屋外で散歩させることをためらっているのではないでしょうか。

本来、コーイケルホンディエは狩猟犬のため好奇心旺盛で、屋外での散歩を好みます。ポストシーズン真っただ中で、いまは自宅内での散歩しかできない状況に申し訳なく思っているようです」

現地在住のペットケアアドバイザーはこう語る。

「’21年2月、レディー・ガガの飼っているフレンチブルドッグ2匹が誘拐された事件は、世界中で大きく報じられました。犬の専門知識を提供している『Dogster』のHPによると、全米で毎年約1千万匹の犬や猫といった動物たちが行方不明になるか、または盗まれているそうです。そのためペットにGPS装置付きの首輪やハーネスを使ったり、マイクロチップを埋め込む富裕層の飼い主もいます。

米国の獣医学会誌に掲載された研究によると、動物保護施設に収容されていた7千700匹以上の野良動物のうち、マイクロチップがない犬が飼い主のもとに戻れた割合は約22%だったのに対し、チップを埋め込まれていた犬は52.2%の確率で無事に飼い主の元に戻ったという統計もあります」

在米ジャーナリストは続ける。

「富裕層を対象とした、身代金請求に備えたペット誘拐保険も存在します。特にハリウッドセレブは契約する人が多いそうで年間の掛け金は1万ドル(約150万円)以上。支払額は最低5万ドル(750万円)から億単位までフォローすることも。

当然ながら大谷選手も検討していることでしょう」

ポストシーズンの重圧に加え、デコピンの心身面も気遣っている大谷。そのため、真美子さんは自宅に帰った大谷の表情がふだんより強張っていることを感じているという。彼女の知人はこう語る。

「マナ(真美子さんの愛称)は自宅で自分からは野球の話をしないよう心がけているそうです。常に瞬発力が要求されるアスリートにとって“素でいられるアットホームな時間”がとても大事だと理解しているからなのだと思います。

そのため、彼女は“スキンケア”と称して、翔平さんの顔の筋肉をほぐすようマッサージしたり、血色をよくするため球場内での食生活についてアドバイスしたりしていると聞きました。また、翔平さんははやりに疎い面があるようなので、マナが“今、日本ではこんなことがはやっているんだよ”と話して、気分転換に努めているそうです」

そのなかでも大谷の表情を明るくする最大の秘策が――。

「遠征に出かけているときも、2人は毎日ビデオ通話を欠かさないのですが、帰宅した翔平さんがいちばん喜ぶのが、マナの“育児日誌”だとか。彼女は毎日、娘さんの成長を事細かに記録しており、“今日はこれができた”“最近はこれが好きみたい”などとノートに綴って、できる限り報告するようにしているそうです。

翔平さんは家を空けた数日間での愛娘の“変化”に目尻を下げて驚いているみたいです。そして、帰宅当日の赤ちゃんの様子を一緒に書き込むようにしているといいます」(前出・真美子さんの知人)

真美子さんが自宅で記す“愛娘のスコアブック”が世界一を目指す大谷の記録を更新させていく!

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