10月から秋クールのドラマが続々とスタート。今クールは長寿作品の新シリーズや、三谷幸喜(64)が25年ぶりにGP帯の民放ドラマで脚本を担当するなど、多種多様な作品が勢ぞろいだ。

そこで本誌は、WEBアンケートツール「Freeasy」にて、20~70歳の「ドラマを週に1回以上見る」という男女500人を対象に「初回から面白かった秋ドラマ」についてのアンケート調査を実施した。

第3位は『ザ・ロイヤルファミリー』(TBS系)。

妻夫木聡(44)が主演を務める今期の日曜劇場作品。山本周五郎賞やJRA賞馬事文化賞を受賞した、早見和真氏による同名の小説を原作にした本作は、人と競走馬にまつわる20年を描いた壮大な競馬物語。物語のキーマンとなる存在を演じる目黒蓮(28)の出演や、実際の競馬場で撮影された臨場感あふれるシーンも見どころだ。

アンケートでは

《リアルに競馬場の場面再現というか、本物を使っているので臨場感が違った。これからの名馬誕生の予感が感じられた》
《競馬の世界を知らなかったのでかける方もかけられる方もほとんどが赤字だとかもともと競走馬はもとを辿れば3頭の馬の品種しかいないとかそういうことが知れて面白かった》
《自分の趣味である競馬関係が題材となっており、興味があるし、今後の展開が楽しみである》

など、競馬の魅力がしっかりと伝わる映像の迫力を評価する声が多くあがった。

第2位は『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(TBS系)。

谷口菜津子氏による同名の漫画を原作とした本作。夏帆(34)演じる“恋人ファースト”な人生を送ってきた女性・鮎美と、竹内涼真(32)演じる超亭主関白志向な男・海老原勝男のカップルが、「料理」をきっかけに男女の価値観や“普通”を見直していくロマンスコメディだ。

アンケートでは

《竹内涼真の役どころがピッタリで、コメディと暖かい感じがあって、好きなドラマです》
《モラハラの昭和男が変わっていく様子が気になる》
《テンポが良く、次も見たくなった》

など、昭和の価値観を持つ男として描かれる勝男がどのように変化していくかが気になる、という声が多くあがった。

そして第1位に選ばれたのは『相棒 season24』(テレビ朝日系)だ。

シリーズ誕生25周年を迎えた、国民的人気を誇る長寿ドラマ。水谷豊(73)演じる杉下右京と寺脇康文(63)演じる亀山薫の黄金コンビで送る相棒の最新シーズン。初回放送では右京が身分を隠し、人間国宝に弟子入りするシーンから始まるという破天荒な導入がネットを騒がせた。

アンケートでは

《あの右京節がまた聞けて楽しかったです》
《寺脇さんが戻ってきてからの安心感と安定感がよい》
《二人のコンビが相変わらず面白いから》

など、往年のファンを裏切らないストーリー展開と、慣れ親しんだ“相棒”の2人を楽しみにしている視聴者が多いようだ。

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