10月下旬の昼、都内の閑静な住宅街にある住居の前に1台のタクシーが止まった。なかから降りてきたのは頭に緑のバンダナを巻いた金髪の男性。

人気バンドSEKAI NO OWARI(以下、セカオワ)のボーカル・Fukase(40)(以下、深瀬)だ。

彼が帰宅してしばらくすると、同じ住居から現れたのは、モノトーンコーデに身を包み、黒いキャップを深々とかぶった女性。彼女は、インフルエンサーの沢田京海(20)だった。

2人が出入りしていたのは、“セカオワハウス”と呼ばれているシェアハウス。ここはスタジオを兼ねたセカオワメンバー4人の共同生活の場だったが、深瀬以外の3人が既婚者となった今では、主に深瀬が暮らしているという。沢田は、現在ここで彼と同棲生活を送っているのだ。

この新しい恋人は、いったいどのような人物なのだろうか。

「沢田さんは、高校2年生のときに動画サイトTikTokで『トメィトゥ』という愛称で活動を始め、今ではフォロワー140万人を誇る人気TikTokerです。

10代を中心に人気を集めており、現在は森香澄さん(30)や、なえなのさん(24)などが所属する芸能事務所『seju』に在籍しています。CMやYouTubeなどで活躍しており、女優業にも活動の幅を広げています」(芸能ライター)

深瀬といえば、学生時代にメンバーのSaori(39)と交際していたことを雑誌のインタビューで明かしているほか、これまでも数々のタレントとの交際が報じられてきた。

「’13年にアーティストのきゃりーぱみゅぱみゅさん(32)との交際が報じられましたが、’15年に2人は破局。同年にタレントの益若つばささん(40)との熱愛が報じられました。

しかし、長年付き合った益若さんとも’21年末に破局したようです」(前出・芸能ライター)

深瀬と沢田には20歳の年齢差がある。2人の関係について、音楽関係者はこう語る。

「沢田さんは、’23年11月にセカオワのライブに行ったことをインスタで発信しており(投稿は現在削除済み)、以前からセカオワのファンだったようです。実際に2人の交際が始まったのは、最近のことだと聞いています」

’23年11月、「超十代チャンネル」というYouTubeチャンネルに公開された動画で、沢田は同年代の女子たちと“恋バナ”を披露している。

「その際『今気になる人はいる?』というお題が出されると、沢田さんは髪で顔を隠すように赤面。周囲から『バレバレ』とはやし立てられると、『何年後かに付き合えたらなって!』と、気になっている男性がいることをほのめかしていましたね」(前出・芸能ライター)

■“セカオワハウスのお姉ちゃん的な存在”

交際が始まった現在では、沢田はセカオワのライブに同行することもあるようだ。

前出の音楽関係者が続ける。

「セカオワは、今年の9月20~21日にアジアツアーの一環で韓国公演を行っています。そして沢田さんも、9月27日のインスタ投稿で韓国を訪れていたことを報告しています(投稿は現在削除済み)。

また今でもセカオワハウスにメンバーやその知人たちが自分の子供たちを連れてくることも多々あり、まるで小さな保育園のような場所になっているのです。沢田さんはその子供たちと一緒に遊んであげることもあるといいます。

“セカオワハウスのお姉ちゃん”的な存在として、子供たちから懐かれているようです」

冒頭のシーンの翌日、深瀬と2人でセカオワハウスから出てきた沢田は、スタッフとおぼしき男性が運転する車に乗り込んだ。

その後、Saoriとその息子が乗る別の車と合流すると、彼らは都内の小規模な美術館に。

そこで開かれていたのは、子供向けのアトリエ教室が主催する作品展だった。美術鑑賞を終えた一行は、感想を語り合いながら駐車場へ。親しそうな4人の姿は、沢田もセカオワハウスで暮らす“ファミリーの一員”として受け入れられていることを物語っていた。

実際、深瀬は、沢田を自分の両親に紹介したほか、メンバーやその家族にも紹介しているという。

「今年8月に開催された夏フェス『SWEET LOVE SHOWER 2025』のXで公開されたセカオワへの動画インタビューで、『今年中にやり遂げたいことは?』という質問に深瀬さんは《僕は結婚が残っている》と答えているのです。

Saoriさんから《今年中に?》と尋ねられると《言うじゃない、じっくり練れば練るほどいいもんじゃないって。早すぎるのもよくないけど。いつだってそういう気持ちで生きてる》とその胸中を明かしています。深瀬さんとしても、近いうちに『結婚したい』という真剣な気持ちで沢田さんと交際をしているのでしょう」(前出・音楽関係者)

深瀬と沢田の事務所に2人の交際について取材すると、双方とも《プライベートは本人にまかせております》という回答だった。

深瀬は、“独身生活 NO OWARI”を迎えようとしているのか――。

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