女優の米倉涼子(50)をめぐる“ガサ入れ”報道から1カ月が経ぎたが、“膠着状態”が続いている――。

まず、「文春オンライン」が10月11日に、米倉が麻薬取締法違反容疑で捜査を受けていることを報道。

記事によると、厚労省関東信越厚生局麻薬取締部(マトリ)の捜査線上に米倉が浮上し、8月20日、自宅マンションに家宅捜索(ガサ入れ)が入ったという。

国民的女優に突如降って沸いた衝撃的なニュースだが、近頃の彼女をめぐっては、“ガサ入れ”があったとされる日の前日を最後にSNSの更新がストップ。以降、イベント関連の仕事もキャンセルが相次いでいた。

「米倉さんは9月17日に出席予定だった銀座のセレクトショップのリニューアルオープンセレモニーを、体調不良を理由に直前でキャンセル。同月25日には海外高級車メーカーのアンバサダー就任式が予定されていましたが、米倉さんはこれも直前で辞退したといいます。また、米倉さんは『第21回 クラリーノ美脚大賞2025』を40歳以上の部門で受賞していましたが、10月6日の授賞式を体調不良を理由に欠席し、会場ではコメントが代読されていました。

’19年に低髄液圧症候群を発症、’21年には急性腰痛症および仙腸関節障害による運動機能障害と診断を受け、現在も闘病中だという米倉さんですから、8月19日を最後に途絶えているインスタグラムの直近の投稿には、体調を心配する声が連日寄せられています」(週刊誌記者)

さらに、今回の報道が米倉の今後の芸能活動に大きな打撃を与える可能性もあるという。

「米倉さんの代表作である人気ドラマドクターX』(テレビ朝日系)シリーズは、昨年12月公開の劇場版は興行収入32億円超のヒットを記録しました。ただ、10月25日の『FRIDAY DEGITAL』によると、映画のヒットを受けテレ朝内では新シリーズの構想が持ち上がっていたものの、米倉さんをめぐる報道で白紙になったといいます。

スポンサーへの配慮を考えると、米倉さんの今後の民放出演は限りなく難しいでしょうし、タレントをめぐる疑惑、それも薬物関連となれば、NHKも警戒を強めるのは間違いないでしょう」(前出・週刊誌記者)

いずれにせよ、現時点で最後のインスタグラム投稿となった8月19日以降、米倉からは約3カ月も音沙汰がなく、ファンとしては何かしらの説明が欲しいところだろう。また、報道当初は多数のメディアが騒動を取り上げていたが、現在は新情報も出ておらず、事態の行く末は判然としない。

当然、疑惑が晴れる可能性も大いに残されているが、米倉をよく知る芸能関係者は“完全復帰”には首をかしげる。

「まだ米倉さんからこの件についてコメントはなく、報道が出ているだけの状況です。ただ、捜査対象という情報を受けて、米倉さんの自宅マンション前にテレビや新聞など一時は数十社のメディアが集まっていたのも事実。

米倉さんは『ドクターX』をはじめ、『黒革の手帖』(テレビ朝日系)など、“強い女性”を演じる機会が多く、バラエティ番組でのハッキリとした語り口から、“何事にも動じないタフな女性”というイメージを持っている人も多いかもしれません。ただ、プライベートの米倉さんは、とても繊細で、心配性な面もあります。そんな彼女が、今回持ち上がった疑惑が仮に晴れたとして、すぐさま表舞台に戻ってくる姿はあまり想像できません。私としてはもちろん再び女優として輝く姿を見たいのですが……」

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