「10月末、友和さんが箱根にある九頭龍神社本宮に行ったときの写真を自身のインスタグラムに投稿していました。

本人以外が撮った個人写真が友和さんのインスタグラムに投稿されることは珍しく、SNS上では“百恵さんが撮影したものでは”と指摘されています」(芸能関係者)

11月19日に結婚45周年を迎える百恵さん(66)と三浦友和(73)。

ルビー婚の40周年からの5年は、三浦家にとって激動の日々だった。

「友和さんのご両親が’21年と’22年に相次いで亡くなったのです。長年、百恵さんは義理の両親を介護していました。’20年に施設に入ってからも、頻繁に面会に訪れていたと聞いています。友和さんは百恵さんの献身的な姿勢に大変感謝していました。

三回忌を終え、最近はなかなか行けていなかった長期の旅行なども夫婦水いらずで行けるようになったそうです。

5月には友和さんのカンヌ国際映画祭参加に際して、百恵さんも南フランスに同行しました」(前出・芸能関係者)

そして今回、45周年の節目を前に訪れていた箱根。三浦家にとって特別な場所だ。

「箱根には百恵さんがアイドル時代からお世話になっている『島写真館』があります。写真館の先代が出版社・マガジンハウスのカメラマンだった時代があり、雑誌の撮影で何度も百恵さんを撮っていたそうです。

友和さんとも、仕事を通じて親しくなり、今でも夫婦で定期的に訪れているのだとか。

結婚当初に先代が、過熱する報道から夫妻を守ったこともあったと聞いています。

このつながりは息子たちにも受け継がれており、写真館の現店主と、長男の祐太朗さん(41)、次男の貴大さん(40)とは同世代で幼なじみのような関係だといいます。

祐太朗さんのMVを島写真館で撮影したこともありました」(三浦家の知人)

三浦家のハレの日には必ず島写真館で写真を撮ってきた。

「祐太朗さん、貴大さんの七五三や成人式などの節目には必ず、家族写真をこの写真館で撮影してきたそうです。

祐太朗さんのウエディングフォトも同写真館で撮影されました。このときには、百恵さんも駆けつけ、大変和やかな雰囲気での撮影となったと聞いています。

祐太朗さんの妻の牧野由依さん(39)が、ウエディングフォトをインスタグラムで公開した際には、《その場所にいる方々の温かいお気持ちが満ちたスタジオで撮って頂いた大切なお写真です》とつづっていました。’22年3月に誕生した初孫との写真も、同写真館で撮ったとか。

さらに今年2月にも友和さんは箱根水族館を訪れた際の動画をインスタグラムにアップしていました。お孫さんを連れていったのでは……。写真館にも顔を出したことでしょう」(前出・三浦家の知人)

■《九頭竜神社本宮に行ってきました》

たびたび箱根に訪れているにもかかわらず、友和は冒頭の箱根九頭龍神社に訪れたことを報告するインスタグラムに、“念願の”とつづっていた。

両親を看取り、自身と妻の体は健康で、かわいい孫にも恵まれた友和。いったい何を願ったのだろうか――。

「九頭龍神社には金運アップ、開運、商売繁盛、縁結びなどの御利益があるといわれています。

なかでも近年、縁結びの神社として有名になっていて、多くの人々が訪れています」(前出・芸能関係者)

’11年に出版された友和の自著『相性』(小学館)では、息子たちが10年後にこうなっていてほしいという願望はあるかと聞かれた際、《余計なお世話だけど、希望としては結婚していてほしいなと思いますよ》と吐露。《それまで半人前だった自分が、結婚を機に一人前になった、という思いがあるんです》と補足していた。

さらに友和は結婚という人生の選択が、祐太朗や貴大の仕事にもいい影響があると力説していた。

《結婚が成功しようが、失敗しようが、別れようが。結果はともかく、結婚で何かしらが変わると思うので、演技や、歌を歌うことに、それがマイナスになるわけがない。本人に「結婚しろ」なんて言いませんけどね》

友和の願いが通じたのか、9年後の’20年6月に祐太朗が牧野と結婚した。

片や貴大は今も独身。役者としては、大ヒット映画『国宝』に出演するなど、確固たる地位を築きあげているが……。

「’22年10月に30代の一般人女性との熱愛が報じられましたが、まだ結婚はしていません。11月10日の40歳の誕生日も、19時からファン向けの生配信をして過ごしていました。“40歳の抱負はない”といいます」(前出・芸能関係者)

貴大は結婚願望があまり強くないようだ。

’21年4月に「テレ朝POST」のインタビューで結婚願望があるかを聞かれ、《兄が結婚してラッキーと思っているタイプです。兄が結婚したからいろいろやってくれるかなと思って(笑)》と返答していた。

そんな次男を念頭に、百恵さんと友和は行動に出たようだ。

「今回は結婚45周年の前祝いとして、家族の思い出が詰まった箱根に2人で足を運んだのでしょう。

九頭龍神社に赴き、次男の良縁で、また新たな家族ができることを願ったのではないでしょうか。

百恵さんには信心深い一面があります。友和さんと結婚する前に、東京都内にある神社に行き、“付き合っている男性と結婚してもよいでしょうか。結婚するならいつがいいでしょうか”と宮司に尋ねたことがあったそうです。

宮司から“幸せな結婚になる。時期は2年後”という神様からの言葉を伝えられ、実際にその2年後に百恵さんは結婚しました」(前出・三浦家の知人)

百恵さん夫妻の切願はかなうのだろうか――。

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