今年の“大ブレイク女優”今田美桜(28)に降って沸いたトラブル報道――。

11月19日、『デイリー新潮』が今田に関して、《「3億円トラブル」勃発!「CМ料金の取り分」で所属事務所が「恩人」に訴えられた》というタイトルで報じたのだ。

今田といえば、今年前期の連続テレビ小説『あんぱん』のヒロイン役で一躍トップ女優の一人に上り詰め、年末のNHK紅白歌合戦の司会も決まっている。持ち前の周囲を明るくする笑顔と磨かれた演技力で、まさに今が旬の人気女優に、何が起きていたのか。

「今田さんの所属事務所『コンテンツ・スリー』が訴訟トラブルの渦中にあるというのです。報じた『デイリー新潮』によれば、今年6月に大手芸能プロダクション『ケイダッシュ』グループの田辺音楽出版が同社を相手取り、約3億円もの報酬支払を求めて提訴したとか。しかも、その請求額は今田さんがこれまで稼いだCM出演料に関わるものだというのです」(スポーツ紙記者)

同誌によれば、『コンテンツ・スリー』と『田辺音楽出版』が業務提携を結んだのは、‘17年のこと。そのときに対価として「今田のCM出演料の3割を田辺音楽出版に支払う」という契約を結び、それ以降テレビや映画などの出演が増え、CMにも引っ張りだこの人気になったにもかかわらず、昨年2月頃から対価の支払いが目立って滞り始めたというのだ。

今田の所属事務所は同誌の取材に対し、「今田がいただいているお仕事につきましては、日頃の積み重ねや、本人の姿勢を評価してくださった制作の皆さまのご判断により、オーディションやご依頼の形でいただいた機会でございます。(中略)そのお気持ちを損なうような形で語ることは本意ではございません」との回答を寄せている。

奇しくも今年上半期のテレビCM放送回数ランキングでは、昨年1位だった綾瀬はるか(40)を抜いて今田は女性部門のトップに立っている。

「残念ながら、今回の騒動の元が“CM絡み”ですから、今後しばらくは新規のCM契約を入れることは厳しくなるかもしれません」

こう話すのは、広告代理店関係者だ。

「じつは今田さんにとって朝ドラ後、民放キー局で初となる来年放送の連続ドラマの主演が内定しているのですが、今回の騒動の進展によっては何らかの影響が出てくるかもしれません。現在も多くの大手企業のCMに出演し、好感度が高かった今田さんだけに、事務所のこうした訴訟トラブルは頭が痛いところでしょう」

今田の笑顔が曇らないことを願うばかりだ。

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