11月17日から22日にかけて、ラオスを訪問された愛子さま。初の外国公式訪問となった5日間を彩った伝統衣装や和装など、華やかなお召し物を振り返ろう。

ラオスに到着された17日夜は、淡いブルーのセットアップをお召しになり、ラオスの人々から歓迎の花束を受け取られた。

「“平和を象徴する色”としても知られるブルーに、ラオスへの思いを込められたのでしょう。9月の長崎ご訪問時にも選ばれていたお召し物です」(ファッションライター)

翌18日からは本格的な歓迎行事やご視察などの日程がスタート。まずは、クリーム色のブラウスに小豆色のパンツを合わせたスタイルで、首都ビエンチャン中心部にある「凱旋門」をご訪問。続いて「タートルアン大塔」を訪問される際には、ラオスの美しい民族衣装を身にまとわれた。配色は「凱旋門」訪問時のコーディネートと同じく、クリーム色と小豆色だった。

「女性の正装である巻きスカート『シン』、ブラウスの『スア』、肩掛けの『パービアン』の組み合わせです。側近によると、この衣装はラオスの国家主席夫人から贈られたもので、事前に愛子さまの好きな色を聞き、デザインされたものだといいます。昨今の傾向からみて、クリーム色、小豆色を好んでお召しになっているようにお見受けします」(前出・ファッションライター)

同日夜には、国家副主席主催の晩さん会に和装でご臨席。さまざまな花が散りばめられた黄色の振り袖に、菊の文様が描かれた帯で、晩餐会にふさわしい華やかな装いであった。そして左手首には白い糸が巻かれていた。

「晩さん会に先立ち行われた歓迎の儀式“パーシー”で巻き付けたものです。

ひもを結ぶ際、ラオスの祈祷師らが愛子さまの公的ご活動の成功を祈ったそうです。愛子さまは、この糸を帰国時まで着けられたままでした」(前出・ファッションライター)

エレガントな花柄レースのワンピースに、結び目の上に御髪を巻き付ける“ヘアゴム隠し”のポニーテールでまとめられた19日は、ビエンチャン市内の中高一貫校で日本語や日本文化を学ぶ学生らと交流したり、日本の支援で建設された武道センター、不発弾被害を伝える施設等などを訪問された。

そして20日、ラオスの古都・ルアンパバーンの「シェントーン寺院」を視察される際には、2着目となる民族衣装をお召しになった。今回は華やかなピンクの上着に、紫の肩掛けとスカートの組み合わせだ。

「こちらはラオスの国家副主席から贈られた衣装です。『ナーガ』と呼ばれる蛇の神の文様が入っており、“悪いものから守ってくれる”という意味が込められているそうです。

この日の早朝は、鮮やかな青のパンツスーツ姿で出発されましたが、小児病院では白いインナーに変更、『クワンシーの滝』ではジャケットを脱ぎ、白いブラウスと白いスニーカーに変更していました。着回しがお上手な愛子さまらしい“三変化”でした」(前出・ファッションライター)

最終日の21日は、ラベンダー色の総柄ワンピースに、光沢のあるピンクのボレロを合わせられていた。シルクの織物を展示する「ラオ・シルク・レジデンス」を訪問されるため、シルクのボレロを選ばれていたのだろう。そして最後は、愛子さまお気に入りのピンクのセットアップに召し替え、帰国の途につかれた。

5日間で、着回しを含めて11着もの華やかな装いを選ばれた愛子さま。その一つ一つに、ラオスへのお心遣いが込められていたのだ――。

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