11月26日、聴覚障害者による世界最大の国際総合スポーツ大会「東京2025デフリンピック」が、12日間にわたる熱戦を終えて閉幕した。東京・渋谷区の東京体育館で閉会式が行われ、皇室からは秋篠宮家の次女・佳子さまが出席された。

「佳子さまは15日に、秋篠宮さま、紀子さま、悠仁さまとご一家で開会式に出席されていました。ですが16日夜から喉の痛みがあり、17日に新型コロナウイルスの検査を受けられたところ陰性だったそうです。その後、18日朝に38度台の発熱があったことから改めて検査を受けられ、陽性が確認されたとのことです。18日以降のご公務は取り止めとなっていましたが、24日にご公務に復帰されました」(前出・皇室ジャーナリスト)

ご公務の復帰初日となった24日は、デフリンピックの会場で競技を観戦された佳子さま。26日の閉会式でも笑顔でお手振りや手話をされていたが、お召し物にも注目が集まっていた。

閉会式で佳子さまがお召しになっていたのは、鮮やかなロイヤルブルーのワンピース。ウエストから裾にかけて広がりのあるペプラムタイプで、耳元はブルーのイヤリングを合わせられていた。開会式では大会のメインカラーとなる「桜色」とリンクする鮮やかなピンクのワンピースをお召しになっていたが、閉会式ではガラリと雰囲気を変えられたかたちだ。

ニュースサイトのコメント欄では、佳子さまの上品な装いに称賛する声が続々。

《とてもお似合いで、素敵です!》
《ペプラムー!今いちばん流行の形。さすが佳子様。そしてこのロイヤルブルーは佳子様しか着こなせない》
《眩しいぐらいのロイヤルブルーですね! これほどブルーが似合う方はいませんね》

「佳子さまが閉会式でお召しになっていたワンピースは、ファッションブランド『CELFORD』から昨年に発売された『ポンチペプラムタイトワンピース』(19,800円)ではないかと見られています。

佳子さまは今年10月の佐賀ご訪問でも、同ブランドと見られるピンクベージュのツイードワンピースをお召しでした」(ファッション誌ライター)

いっぽう佳子さまは、ご公務でブルーのお召し物を選ばれることも少なくない。昨年5月のギリシャご訪問でパルテノン神殿を視察された際には、ブルーのサマーニットをお召しに。ファッションブランド「Pierrot」から発売された2,990円の品だと見られ、商品が一時売り切れになるほど人気を集めていた。

そんな佳子さまだが、今年10月8日に滋賀県彦根市で開かれた「第79回国民スポーツ大会」の総合閉会式に出席された際、お召しになっていたワンピースが一部SNSで波紋を呼んでいた。

「このとき、佳子さまがお召しになっていたのは、ウエストから裾にかけて立体的なプリーツが折り重なるようにデザインされたロイヤルブルーのワンピース。歩いたときにスカートがふんわりと広がる美しいシルエットが印象的で、“琵琶湖カラー”として注目を集めていました。

ですが、体を立体的に見せるダーツが胸元に施されていたことから、お写真の角度によっては“ボディラインが強調されて見える”と心配する声が一部SNSで上がっていたのです」(前出・ファッション誌ライター)

このワンピースは、今年9月6日に執り行われた悠仁さまの成年式に伴う私的な祝宴で、佳子さまが着用されていたお召し物と同じ品だと見られる。前出のファッション誌ライターは、続ける。

「このワンピースはドメスティックブランド『TADASHI SHOJI(タダシ ショージ)』のコレクションだと見られており、同ブランドのドレスをフォーマルな場で着用する著名人も少なくありません。ただ、佳子さまのワンピースには、皇族としての品位を問う声まで上がり、賛否が巻き起こる事態となっていました。

それ以降、佳子さまは同じワンピースをご公務でお召しになっていないようです。TPOに合ったお召し物を選ばれていると思いますが、佳子さまもご自身をめぐる報道や意見を把握されている可能性はあるでしょう。

国民からの様々な反応を受けて、滋賀ご訪問でお召しになったワンピースはお控えになっているのかもしれません。

同じブルーのワンピースでも、デフリンピックの閉会式でお召しになっていた品は上半身にややゆとりがあるタイプでした。また、手首が見える袖丈だったので、手話をする手元が見えやすいお召し物を選ばれたものと拝察します」

編集部おすすめ