「城島さん、松岡さんに対する状況説明などを改めて確認いたしましたところ、弊社の対応がお二人のお気持ちに寄り添った十分なものではなく、大変申し訳なく思っております」
10日、日本テレビが元TOKIOの城島茂(55)と松岡昌宏(48)に対して謝罪の意を表明した。
「発端は、6月に行われた日本テレビの福田博之社長による緊急会見。
その後、国分を番組に起用していた他局も次々と日テレと同じ判断を下すことに。国分は無期限の活動休止となり、所属していたTOKIOも解散した。
国分も日テレも何も語らないまま4カ月が経った10月、ついに事態は動き出す。国分側が番組を降板させた日テレの対応に瑕疵(かし)があったとして日弁連に人権救済を申し立てたのだ。
11月には国分本人が会見を開き、「(コンプラ違反の内容について)答え合わせをしたい」と主張。だが、日テレの福田社長は「答え合わせするまでもないと考えている」と反論。両者の言い分は平行線のままだったのだが、
「国分さんの“元同僚”、松岡さんが週刊文春と週刊新潮の取材に応じたのです。日テレへの感謝を述べつつも、日テレへの不満をブチまけました。さらには日テレ側の今回の対応もコンプライアンス違反ではないのかという疑問を語ったのです」(前出・スポーツ紙記者)
まさに泥仕合の様相を呈してきた国分騒動。城島も、週刊女性の直撃取材に「国分とは縁は切れない」と話している。
そんなななか、冒頭にある通り、日テレは謝罪したのだった。
■功労者でも4年出禁…日テレの“潔癖”ぶり
「日テレが6月に異例ともいえる緊急会見を開いたのは、中居正広氏の問題におけるフジテレビの二の舞を恐れたのでしょう」
しかしながら、その対応は成功したとは言い難く、さらに松岡の“加勢”で風向きが完全に変わってしまった。テレビ局関係者はこう話す。
「日テレはスキャンダルにとても厳しいことで有名です。芸能人の私生活に関する報道があると、ひそかに該当のタレントに関する視聴者アンケートを行い、世間からの好感度の変化を調査しているともいわれています。日テレの功労者のような存在だった女優も、不倫疑惑報道を機に4年にわたって同局のドラマ作品に出演させなかったことも。
その“潔癖さ”はキー局随一であり、国分さんへの対応も世間体を気にするあまり、対応を焦ってしまった。今回の謝罪も世間からの批判の声を受けて行ったのでしょうが、“日和見”的な対応が火に油を注いでいますね。SNSやネットニュースのコメント欄には、日テレに対する厳しい声があがっています」
火の粉を被った日テレの次なる一手は――。

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