《12月11日午後、当該番組のロケにおいて、SUPER EIGHTの横山裕さんが「右肋骨骨折、腰椎捻挫」で全治2カ月の怪我をされました。
横山さんが怪我をされたことについて、大変申し訳なく、心より御見舞い申し上げます。
また、関係者の方々、ご迷惑をおかけした皆様に、心よりお詫び申し上げます。
今回の件は、横山さんが回転台の上に乗るゲームの収録中に起きたものです。
横山さんの一日も早いご回復をお祈りするとともに、今後は番組制作上の安全管理をより一層徹底してまいります。》
12月12日にフジテレビ系のバラエティ番組『ドッキリGP』の公式HPで発表された番組内の事故が波紋を広げている。
同発表には“回転台の上に乗るゲームの収録中に起きた”事故とあり、Snow Man・向井康二(31)の人気企画『記憶忍者隊 マッサマン』の罰ゲーム・出演者が椅子に固定された状態で高速回転する『マッサマンスピン』での事故だと考えられる。重傷を負った横山裕(44)は1月16日スタートの連続ドラマ『元科捜研の主婦』(テレビ東京系)にレギュラー出演することが決まっており、同作への影響も懸念されている。
そんななか、「また“やらかした”感が強い」と呆れ気味に話すのはテレビ局関係者。というのも、同番組での骨折事故はこれが初めてではないのだ。
「昨年11月にもタイムマシーン3号の山本浩司さんが収録中に肋骨を骨折する事故が起きてしまったんです。そのとき、同番組は安全対策を徹底していくと再発防止を発表したにもかかわらず、その1年余りで同様の事態が発生。これは視聴者に“またやらかした”と思われても仕方がないでしょうね」(前出・テレビ局関係者、以下同)
『ドッキリGP』のやらかしは事故だけでなく、企画そのものが物議を醸すことも多い。
’23年11月、杉原千尋アナウンサー(30)をターゲットにした企画が《全然笑えない》と炎上。
「『ドッキリGP』はBPO(放送倫理・番組向上機構)でもたびたび議題に取り上げられ、学生モニターの報告として《(ターゲットが)水を浴びせられるのが痛そうで仕方がない。放送時間と視聴者の生活時間を考えて制作してほしい》というコメントが掲載されたことも。
フジテレビには『楽しくなければテレビじゃない』という有名なスローガンがありますが、それは安全対策があってこそ。毎年、重症事故を起こしてしまっている状況では、番組の存続も危ぶまれます」
コンプライアンス重視のテレビ界で『ドッキリGP』は生き残れるのか――。

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