「やっぱり逃げ切れなかったのか」
業界ではそんな落胆の声が上がっていて――。
3日、女優の永野芽郁(26)がNetflix映画『僕の狂ったフェミ彼女』で主演を務めることが発表された。
永野といえば、今年4月、『週刊文春』によって俳優の田中圭(41)との不倫疑惑が報じられ、完全否定したものの、出演していた十数社のCM・広告のすべてを降板。出演が決まっていた大河ドラマ『豊臣兄弟!』(NHK)を自ら辞退する事態に。また、思わぬ形で永野の過去の恋愛も明らかになってしまう。
「9月、同じく『週刊文春』が俳優の坂口健太郎さん(34)が交際期間4年以上になる3歳年上のヘアメークアーティストの女性と都内高級マンションで同棲していたことを報じました。さらにその女性との交際と並行して、永野さんとも親密な関係にあったとも。永野さんの所属事務所が坂口さんと“過去にお付き合いしていた”と認めています」(スポーツ紙記者)
そんななか、ようやく女優業を“リスタート”できたわけなのだが、
「『僕の狂ったフェミ彼女』は韓国の小説を原作にした恋愛モノで、永野の恋人役となるのが俳優の木戸大聖さん(29)だそうです。木戸さんは、’17年にフジテレビ系の連続ドラマ『僕たちがやりました』でデビューした28歳。今年はじめに『2025年ネクストブレイクランキング』の男性俳優部門1位に選ばれています」(前出・スポーツ紙記者、以下同)
所属事務所は、なんとトライストーン・エンタテイメント。同事務所には田中、そして坂口が所属しているのだ。
「永野さんとトライストーンという組み合わせが世間的に強くイメージされるなか、木戸さんと共演となると……。いろいろな意味で注目度の高い作品になっていますね」
何かと話題に事欠かない永野に、新たな報道が。14日、女性セブンプラスが一連のスキャンダルで降板したCM・広告の違約金について報じたのだ。
「損害賠償を求めるクライアントが出始めたとのことで、その総額は数億円から10億円近い金額になると報じています。さらには、永野さんは違約金の支払いについては“自分で責任をとる”という意気込みだとも」
冒頭のように、この報道に最もガッカリしているのは、事務所関係者だという。
「永野さんの所属事務所の対応は、業界で注目を集めていました。というのも、文春によって永野さんと田中さんの“手つなぎ2ショット”、自宅マンションへの“出入り写真”、そして2人の生々しい親密な“LINEでのやりとり”まで報じられても、“完全否定”で押し切り、会見も開かなかった。
その後、1年も経たずに永野さんはNetflix映画で主演を務めることが発表されたわけで、このやり方がスキャンダル火消しの新しいスタンダードになるのでは、と業界では囁かれていたんです」(芸能記者)
だが、違約金が発生した報道が事実であれば、
「ずっとダンマリを決め込んでも、結局はクライアントに莫大な“罰金”を支払わなければならないということ。所属タレントのスキャンダルでマネしようとしていた芸能事務所は落胆していますよ」(前出・芸能記者)
疑わしきは罰せず……とはいかないようだ。

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