お妃教育には真っ赤なコートでお出かけになり、新婚時代の中東歴訪では緑のロングジャケットをお召しになるなど、ビビッドな色づかいも好まれていたお若いころの雅子さま。

皇后となられて以降は、オフホワイト、ベージュ、水色などの淡い色を主にお召しになり、落ち着いたなかにも高貴さが感じられる装いをなさっている。

その雅子さまの“ハレの日”の装いは、多くの国民を魅了してきた。

戦後80年の節目に各地を巡り、大阪・関西万博にも足を運ぶなど多忙な1年を乗り切られ、雅子さまは12月9日に62歳のお誕生日をお迎えになった。

皇后としての存在感をさらに増されていく――。

【’93年:小和田邸】

ご婚約以降、雅子さまフィーバーが巻き起こっていたなか、お妃教育に真っ赤なコートをお召しに

【’93年:宮中饗宴の儀】

ご成婚の6日後、森英恵さんデザインの光沢のあるオレンジ色のドレスで宮中饗宴の儀に

【’94年:サウジアラビア】

ご成婚翌年、初の海外ご訪問はサウジアラビア。赤い砂漠を紺と緑の装いでご散策

【’00年:春の園遊会】

春らしい萌葱色に花々を大胆に描いた訪問着。ピンクを使った帯、桜色の帯締めが若々しい

【’19年:祝賀御列の儀】

オフホワイトのローブ・デコルテに、花びらのような飾りが映える上着で最上級の装いを

【’20年:大相撲初場所】

令和初の天覧相撲。白や朱色などの小花を描いた訪問着に金糸を使った帯で格式高い装い

【’25年:全国豊かな海づくり大会】

ブルーのブレードで縁取りされた明るい水色のセットアップで、三重県で開かれた全国豊かな海づくり大会へ

【’25年:62歳のお誕生日写真】

62歳のお誕生日には、地紋が美しく光沢のある淡いシルバーブルーの高貴なセットアップで

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