今年活躍したアーティストが集結する『第76回NHK紅白歌合戦』を目前に、衝撃的なスキャンダルが舞い込んできた。勢いのある人気グループを輩出する音楽プロダクション「BMSG」の代表・SKY-HIこと日高光啓氏(39)が、複数回にわたって未成年の少女と真夜中に“密会”していたというのだ。

12月19日配信の「NEWSポストセブン」によれば、SKY-HIは’23年夏ごろにアイドル活動をする現在17歳の少女・AさんにSNSでDMを送信。それ以降、午後11時過ぎにAさんを複数回にわたって自宅マンションに呼び出し、午前4時以前の深夜に帰宅させていたという。記事では2人のLINEメッセージのやりとりも公開され、SKY-HIは「週刊ポスト」の取材に自身の行動を認める回答をしていた。

報道を受けて、「BMSG」も同日に公式サイトで声明を発表。

ファンや関係者に謝罪した上で、SKY-HIの報道について《相手方保護者の方のご承諾を得ていたと認識していたとはいえ、未成年の方に対して不適切な時間帯に面会を行うなど、一般社会の常識とは乖離した軽率な行動でありました》と釈明。

その上で、《弊社としましては、今回の事態を厳粛に受け止めております。今後は二度とこのような事態を招かぬよう、コンプライアンス意識の徹底を図り、信頼回復に誠心誠意努めてまいる所存です》と記している。

ダンス&ボーカルグループ「AAA」のメンバーとして活躍し、ここ数年は凄腕プロデューサーとして脚光を浴びていたSKY-HIだが――。

「今年の紅白には『BMSG』から、4年連続となるボーイズグループ『BE:FIRST』、オーディション番組から今年デビューしたガールズグループ『HANA』の2組が出場します。両グループのメンバーに非はないので出演に変更はないと思いますが、不祥事に敏感なNHKとしては複雑でしょうね」(テレビ局関係者)

「BMSG」をめぐっては、「BE:FIRST」元メンバー・RYOKIこと三山凌輝(26)のトラブルも世間を騒がせていたばかり。

「8月に趣里さん(35)との結婚を発表した三山さんですが、4月下旬に『週刊文春』で女性YouTuberとの“婚約破棄トラブル”が報じられていました。『BMSG』は“法的に違反していることがない”“双方合意のもと関係は終了”とコメントしましたが、結局、三山さんは活動休止を経て11月にグループを脱退。

多くのファンも“こんな騒動は二度と起きてほしくない”と願っていました。そんな矢先にSKY-HIさんにもスキャンダルが飛び出すとは、“代表なのに脇が甘い”と見なされても仕方がないでしょう」(芸能関係者)

実際、Xでもファンから落胆する声が次のように相次いでいる。

《脇が甘いし、隙がありすぎる》
《事務所トップが何してんねん 自分の曲も歌詞も無意味になるだろ 夢持って頑張ってる所属アーティストの足を引っ張んなって、CEO辞めて責任とれ》
《大人として普通にダメなのに、未成年のアーティストをプロデュースしている立場なの怖すぎる》

そんなSKY-HIだが、恋愛に関しては“自制が利かなくなる”一面もあるようだ。

スキャンダルが報じられる直前、18日深夜放送の『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)に出演していたSKY-HI。MCの鈴木愛理(31)から「恋愛になるとロジカルな脳はどっか飛んでいっちゃうんですか?」と尋ねられ、自身の恋愛観についてこう答えていた。

「もともと、めちゃくちゃ感情とか感覚派で。感情とか感覚で動いても人に伝わらないから、説明するためにロジックを後から使ってる方だから。考えるときにロジックから考えるってマジでないんですよ」
「根本、感情で動くし、だから恋愛的な感情を持って誰かと接するってなったら、そっちの方でブレーキは特にないから。エモーショナルラブ」

前出の芸能関係者は言う。

「SKY-HIさんは独身ですし、スキャンダルのお相手が未成年や既婚者でなければ問題はなかったはず。いっぽう『BMSG』では、小学生1年生以上から18歳以下の男性を対象に新規練習生を募集しており、『HANA』のメンバーにも未成年がいます。それだけに、SKY-HIさんが東京都の青少年健全育成条例に抵触するような行動をとっていたとは、同事務所に子供を預ける保護者に不安を抱かせてしまいかねません。

『NEWSポストセブン』の報道によれば、彼はAさんに“タイプすぎる”などと好意を寄せるメッセージも送っていたそうです。エンタメ界をけん引する存在として、社会的に影響力が大きい立場にあることを、いま一度自覚する必要があるのではないでしょうか」

同日午後に出演したラジオ番組『JUMP UP MELODIES』(TOKYO FM)でも、報道を謝罪していたSKY-HI。今後、どのように行動で示していくだろうか。

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