年末最大の名物番組といえば、やはり『第76回NHK紅白歌合戦』。今回はNHK放送100年イヤーでの放送とあって、いつも以上に豪華なアーティストが勢揃いし、低迷していた視聴率も回復するなど、復活の兆しを見せた。

いっぽうで、出場者が前回から8組増えたこともあって、進行中に微妙な間がたびたび生まれるなど、運営サイドの段取りの悪さが指摘されるといった不手際も目立った。またアーティストたちが熱演を繰り広げる裏で、NHKの演出面に不満を抱く視聴者もいたようだ。

果たして、残念ながら視聴者の心に刺さらなかった白組アーティストは誰なのか。そこで今回、WEBアンケートツール「Freeasy」にて、今回の「紅白」を見たと答えた1000人中の男女516人を対象に、「よかった白組歌手」「がっかりした白組歌手」についてのアンケートを実施。本稿では、「がっかりした白組歌手」の結果を紹介する。

第3位に選ばれたのは、3人組の男性歌謡コーラスグループ純烈。

長い下積み期間を乗り越え、’18年の初出場以来、連続で出場を続けて今回で8回目となる。スーパー銭湯や健康センターでの地道な営業活動でマダム層からの絶大な支持を獲得し、今や常連として欠かせない存在に。

今回は、温泉の名所として知られる草津温泉から生中継で、ザ・ドリフターズの名曲「いい湯だな(ビバノン・ロック)」を披露。大勢のファン囲まれながら、純烈らしい元気いっぱいなパフォーマンスを見せたのだが、背後に人が大勢いることからメンバー3人が見えにくくなる場面も。また、純烈の持ち歌ではなくカバーであることから、本来の良さが活かされていないと感じた人が多かったようだ。

「演出に引き込まれなかったから」(50代男性)
「ステージでちゃんと歌ってほしい」(60代女性)
「持ち歌を歌ってほしかった」(70代男性)

第2位には選ばれたのは、郷ひろみ(70)。

‘73年のデビュー以来、コンスタントに出場を続け今回で38回目の「紅白」となった郷だが、なんと本番直前の29日、リハーサル後に今回をもって「紅白」から“勇退”することを突然発表。「紅白歌合戦、僕にとって特別なステージ、成長できる場だったと思います」と思い出を振り返りつつ、70歳の節目を機に「だからこそ若い方を応援したい」と決断したことを明かした。

今回のアンケートでは、ここ数年は披露する曲があまり変わらないこともあって、“マンネリ”を指摘する声が並んだ。

「郷ひろみさんの、億千万もちょっと聞き飽きてしまったので残念です」(50代女性)
「最後のステージ?とかだったが、何かもっと違った選曲はなかったのか」(80代男性)
「エンタメ性は高いが、マンネリ化」(60代女性)

とはいえ、同時に実施した「よかった歌手ランキング」で郷は、堂々の1位を獲得しており、最後のステージを評価する声も非常に多い。こうした声があるのも理解した上で、後進に道を譲る決断をしていたのではないだろうか。

そして、残念ながら第1位に選ばれてしまったのは、三山ひろし(45)。

初出場の‘15年から続けて、11回目の「紅白」となった三山は、今回もすっかりおなじみ企画となった“けん玉チャレンジ”に挑戦。これは、三山の歌唱中に、NHKホールに集まった人々が連続でけん玉の「大皿」を成功させるギネス記録に挑戦するというもの。これまでほとんど成功させており、今回は129人の連続記録に挑戦し、見事成功!

しかし、三山の歌ではなく、けん玉チャレンジに目を奪われてしまう視聴者が多く、“歌がないがしろにされている”という指摘は毎年のようにあがっているのも事実。おなじみの企画となったがゆえに、もう“お腹いっぱい”と感じている人が多いようだ。

「またけん玉ギネス記録チャレンジですよ。 紅白「歌合戦」ですよ。

歌で勝負しろよと言いたい。 公共の放送を私物化するな!」(50代男性)
「けん玉世界記録なんてどうでもよい。紅白ですることか?」(50代男性)
「けん玉だけが目立っていて、歌が入ってこないから」(50代女性)

果たしてけん玉チャレンジはいつまで続くのかーー。

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