パステルピンクのローブ・モンタントをお召しになって、背筋を伸ばし立たれている愛子さま。1月14日、皇居・宮殿で催された歌会始の儀で、初めて詠みあげられるご自身のお歌をしっかりと聞かれていた。

今年のお題は「明」。愛子さまは初の外国でのご公務として訪れたラオスでの子どもたちとのご交流を詠まれたが、これはお務めに関する初のお歌になった。

また今回は、昨年9月に成年皇族となられた悠仁さまも初めてご出席。幼いころから研究してきた、お好きなトンボについて見事なお歌を披露されていた。来年のお題は「旅」。若き皇族方はどのようなお歌を詠まれるのだろうか。

【雅子さま】

メダル掛け笑顔明るき選手らに手話で伝へる祝ひのことば

昨年、天皇陛下と愛子さまと観戦された東京2025デフリンピックの水泳競技。競技後、聴覚に障害のある選手たちとご懇談の際、習われた手話で「おめでとう」とお伝えになったときの選手たちの明るい笑顔を詠まれた。

【愛子さま】

日本語を学ぶラオスの子どもらの明るき声は教室に満つ

初の外国公式訪問として昨年11月にラオスを訪れられた愛子さま。ご視察先のビエンチャン中高一貫校で、現地の中高生が日本語や日本の伝統文化を楽しそうに学ぶ様子を詠まれた。現地で出会った人々への敬意も感じられる。

【佳子さま】

ブラジルと日本で会つた子どもらの明るい未来幸せ願ふ

愛子さまと同じように佳子さまも、昨年訪問されたブラジルの子どもたちや、日本に暮らす同国にルーツを持つ子どもたちとのご交流をお詠みに。

子どもたちの将来の幸せを願われる、佳子さまの思いが込められている。

【悠仁さま】

薄明かり黄昏とんぼは橋のうへ青くつきりと俊敏に飛ぶ

幼いころからお住まいのある赤坂御用地でトンボを観察されてきた悠仁さま。夏の黄昏どきに青色が特徴的なマルタンヤンマを見つけたうれしさを詠まれている。大学でも生物について学ばれており、観察眼の深さが感じられる。

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