高市早苗首相(64)が「政権選択選挙」と位置付けた衆院選が1月27日に公示され、衆院解散からわずか16日の短期決戦が開幕した。26日には日本記者クラブや報道番組で党首討論会が行われ、党首陣が交わした論戦に関心が集まった。

各メディアで特集が組まれるなか、27日放送の『大竹まこと ゴールデンラジオ!』(文化放送)でも衆院選が話題に。そのなかで、パーソナリティの大竹まこと(76)が苦言を呈する一幕があった。

まず“一番引っかかること”として、「この寒い時期に、この受験の時期に、16日の短期でなんで選挙やってんだろう」と疑問視。「チームみらい」を除く政党が消費税減税を掲げていることに言及し、「なんだよ、これって。こないだまで“消費税あります”って言ってたところも“もう止めます”って」「どの政党も、結構、俺から見れば人気取りに見えるんだけど」と語った。

また、税や社会保障の国民負担率が約46%に達していることに触れ、「若い人の大学も年老いた人の老後も、これだけ多い負担率があるんだったら、それはなんとかしてくれよと」とコメント。その上で「そうじゃないんだったら、税金もっと減らしてお金増やしてよという風に思うわけだよね」、「どっから税金をちゃんと取ったらいいかは、ちゃんとして欲しいよね」と希望を述べていた。

そんな大竹の関心の矛先は、高市氏にも向いた。

高市氏は26日に日本記者クラブ主催の党首討論会で、記者の質問に答えるかたちで、自民党と日本維新の会で獲得議席が過半数に届かなかった場合は「即刻退陣することになる」と明言。衆院解散を表明した19日の記者会見でも、「わたくし自身も内閣総理大臣としての進退をかけます」と語っており、改めて“覚悟”を表明したかたちだ。

■大竹まことは「ちょっと違うんじゃない」、小島慶子は「使い方が違う」と苦言

高市氏が選挙で負けた場合に「即刻退陣」の意向を示したことに、「それは勝算が大きいから、仰ってるのかもしれないけども。いや、ちょっと待ってくださいと。

辞めちゃうのかいと」と苦笑いしていた大竹。

さらに「政治家の方には、ここで1歩引いても2歩引いたとしても、自分の思う信条に従ってやり続ける使命があると思うんだよね」と持論を語り、「その裏にね、中道支持も自民党支持も支持者がいるわけだからね。“もう辞めた”っていうのは、ちょっと違うんじゃないかなと」と苦言を呈したのだ。

そんな大竹に対して、別角度で意見を述べたのは共演者で元TBSアナウンサーの小島慶子(53)だった。

’17年に安倍晋三元首相(享年67)が学校法人「森友学園」に関する公文書改ざん問題で、「私や妻が関係していれば、総理大臣も国会議員も辞める」と答弁したことを例に挙げ、「辞めなかったですよね」と言及。続けて、「(高市氏も)そういう風に使う言葉だっていう風に、思われてるんじゃないんですか? 使い方が違うんじゃないんですかね、一般的な理解とは」と指摘した。

大竹が「え、そうなの?」と驚くと、小島は「辞めるっていまは言うけど、別に本当にやんなくちゃ、それを実行しなくちゃいけないとは思ってないんじゃないですか」「退陣するという決意を示すことが、自分のアピールになるというか」と懐疑的にコメント。

また、「自分の本気度を表現する上での1つの表現方法として、やってるんじゃないですかね」とも推測し、大竹は「いやいやいや、そうだろうけど、“辞めるって言ったら辞めるでしょう”って思うじゃん、普通は」とツッコミを入れていた。

すると小島は「額面通りに受け取れなくなってますよね」とし、「これまでもずっと、高市政権以前もですね、与党がやるって言ったことをやらなかったり、出すって言ったもの出さなかったり、あったことをなかったって言ったりとか、繰り返されてきましたから」と不満を漏らしたのだった。

共演者でフリーライターの武田砂鉄氏(43)が「それって相当政治不信が強まってる、深まってるっていう証拠ですよね」と語ると、最後は大竹も「うん、うん」と頷きながら「じゃあ、何を指針に選んだらいいのかっつうのも、とっても苦慮するとこだね」と理解を示していた。

編集部おすすめ