《私たちが求める日本は“優しくて穏やかな日本”なのか、周りから“強くてこわいと思われる日本”を目指しているのかが判断軸になってくる》
これは22日放送の情報番組『よんチャンTV』(MBS)で衆議院選挙について、政治ジャーナリストの武田一顕氏(59)の見解を紹介する際の言葉だ。政党を大まかに2つに分けて紹介したのだが、“まるで優劣がついているようなネーミング”が物議を醸した。
「番組ではフリップのようなものを使いながら、“優しくて穏やかな日本”に該当する政党は中道改革連合、国民民主党、共産党、れいわ新撰組、“強くてこわい日本”には自民党、日本維新の会、参政党が該当すると紹介されていました。
しかし、明らかにネガティブな印象を感じる後者の呼び名に対して、放送直後からXでは《悪質な印象操作》《偏向が酷すぎる》と批判的な声が殺到。参政党・神谷宗幣代表(48)も自身のXで怒りを露わにしていました」(WEBメディアライター)
当日の放送の最後ではメインパーソナリティの河田直也アナウンサー(51)が「誤解を招くような表現がありました」と謝罪。翌日放送の冒頭では河田アナの謝罪に加えて、の武田氏自らも「各党の公約を有権者が投票する際に分かりやすく伝えたかった」などと企画の意図を説明。さらに「“強くてこわい日本”の表現が不適切で、“強くて手ごわい日本”が正しかった」と訂正した。
「“こわいという言葉は国民に脅威になる意味ではなく、軍備を拡大している中国やロシア、北朝鮮などから見ての手ごわい日本という意味”と説明していた武田氏でしたが、Xでは説明に納得いかないユーザーが続出。放送中から、《だいぶ無理がある言い訳》などと呆れ声が上がってしまいました。放送後も武田氏の発言が、騒動を収めることはできませんでしたね……」(前出・WEBメディアライター)
そんななか、29日に毎日放送(MBSテレビ)の虫明洋一社長(63)は同局の新春会見で、騒動について謝罪する場面があった。
虫明社長は改めて、武田氏の“強くてこわい日本”の正確な意図を説明した上で、「口頭でアナがフォローすることで、武田氏の意図は伝わると思っていた」「丁寧さを欠いたまとめとなっていた」「画面、口頭で十分だという判断に雑さがあった」などの経緯とともに、反省の言葉を述べた。
会見の様子がネットニュースで報じられると、数百件のコメントがついていたが、“社長の説明に納得がいかない”というユーザーが多くみられた。
《まだそんな苦しい言い訳で世論を誤魔化せると考えてるとしたらこれから作る番組も信用ならないということ。》
《選挙直前での明らかな偏向報道を「丁寧さを欠いた」で済まそうとするのは、全く反省を感じません。
《結局のところ、偏向報道という批判を避けるために「表現のミス」という形に無理やり着地させた、非常に苦しい言い訳という印象が拭えません。》
《どう考えても苦しい言い訳ですが、かといってその通り偏向でしたとも言えないわけで、平謝りしかないのでしょう。》
《この言い訳には無理がありすぎるのよな。》
《見苦しい言い訳でしかない。》
(すべて原文ママ)
「“丁寧な番組づくりをすべきだった”と社長は会見で話しましたが、放送翌日の釈明も納得いくものではなかったせいか、取ってつけたような言い訳に聞こえてしまったのかもしれませんね……」(前出・WEBメディアライター)
番組内で2日連続の謝罪、さらに社長からの謝罪でも、騒動は未だ収まる気配を見せないーー。

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