トルコギキョウ、デルフィニウム、ヤシオツヅジ……色鮮やかな花々を、紀子さまは秋篠宮さま、佳子さまとご一緒に愛でられている。1月30日、都内で開かれていた「第74回関東東海花の展覧会」をご一家でご覧になっていた。
「この展覧会は1都11県と花卉(かき)に関係する団体などが主催する国内最大級の花の展覧会です。ここ数年、秋篠宮ご夫妻は佳子さまとご一緒に臨まれています。見事な花々を前に、秋篠宮さまと佳子さまとともに、紀子さまも穏やかなほほ笑みを見せられていました」(皇室担当記者)
華やぐ展覧会の一方、2月8日の衆院選の投開票に向け与野党の攻防が過熱するなか、ある文書が注目を集めている。
《TM特別報告》
2025年末、韓国メディアが報じたことで、日本でもその存在がクローズアップされた。この文書は、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の内部文書とされ、「TM」は“真のお母さま”、英語ではTrue Motherと称される、同教団のトップ・韓鶴子総裁を指すという。
いったいどういった内容が示されているのか。全国紙政治部記者はこう語る。
「この文書は、韓国の教団幹部が2018~2022年の日本からの報告などを韓総裁に伝えた内容とされ、大半が韓国語で書かれています。2025年4月に尹錫悦前大統領が罷免されて以降、尹前大統領の妻・金建希氏や側近らに不正な金品を供与していたとして、韓総裁や教団は検察の捜査を受けていました。そして韓総裁は昨年9月に逮捕され、翌月に政治資金法違反などの罪で起訴されています。
このTM特別報告は、検察が一連の捜査の過程で押収した約5000ページにもなる資料の一部とされ、メディアなどに流出したページ数だけでも約3200ページに上ります。膨大かつ多岐にわたる内容のため、多角的な立場からの検証が行われています」
なぜ日本でも注目を集めたのかといえば、有力政治家の名前が次々と登場するからだった。
「自民党などの選挙を組織的に支援し、安倍晋三元首相をはじめ与野党の政治家に日本の教団幹部が複数回にわたって面会したという記載も見られ、波紋を広げているのです。さらに驚きを広げたのは、皇室に関する記述でした」(前出・政治部記者)
本誌もTM特別報告を入手し確認すると、その記述は、2021年10月6日、日本における教団会長も務めた徳野英治氏の名前で、
《天皇家の後継問題と現天皇陛下の姪である眞子内親王の結婚問題について》
と題する報告にあった(以下、文書引用の日本語訳は編集部)。その5日前には、眞子さんと小室圭さんの結婚を宮内庁が発表している。報告には、小室さん母子の金銭トラブルが大々的に報じられ、“結婚に関する皇室の儀式がすべてキャンセルされた”といった詳細な経緯が記されていた。
「宮内庁が主導権をもって進める伝統的な結婚の形ではなく、秋篠宮ご夫妻が自由恋愛の末に結婚されたこと、眞子さんも同じ道を選んでいた、などという流れが説明され、社会的に大きな話題になっていると記されています。そして、《日本の皇室の伝統を根底から破壊する》と結婚騒動を総括していたのです」(前出・皇室担当記者)
■“天皇制は廃止”衝撃の文言が…
報告の後半、徳野氏自身の見解として、
《長期的な視点で見れば、日本国民が真の父母さま(※注、教団創始者の文鮮明氏と韓総裁)をお迎えできる日本国民となるためには当然、天皇制は将来的に廃止されなければなりません。したがって今回の女性皇族の結婚問題を通じて、英国王室がそうであったように、少しずつその伝統が崩れつつあるのも摂理的な現象かもしれないという印象を受けました》
という衝撃的な文言が記されていたのだ。
「眞子さんの結婚による騒動を、ある意味で歓迎するかのような記述です。さらには、“自然な形で天皇制が廃止”され、文氏と韓総裁夫妻に従う国にするために、“信者の国会議員や首相を誕生させる”という構想なども記載されているのです。
ただ報告を行った徳野氏は自身のXなどで、“韓総裁に報告するために元世界本部長に送った報告が含まれているのは事実”としつつも、“天皇制廃止を願っていた”ことは否定しています。
また教団側は、TM特別報告の存在が浮上して以降の1月16日、“意図的な省略や書き換え、追記が含まれている可能性が高い”とし、内容に関する調査を進めていると発表していました」(前出・政治部記者)
あらためて本誌は、報告書に書かれている一連の記述について教団に取材すると、1月30日に文書で次のように回答した。
《当法人の「TM特別報告」に関する調査委員会が、徳野氏にご指摘の文言について確認したところ、徳野氏は「全く記憶にない」と述べています。
当法人は、ご指摘の箇所に限らず、「TM特別報告」には報告者、翻訳者、その他の私見が多分に含まれていると考えています。このような極めて信憑性に欠ける文書に対しては、コメントはありません。
なお、教祖である文鮮明師は日本の皇室を「見習うべき」として高く評価する発言を残しておられます。当法人は、教祖のみ言(見解)を最も大切な指針としています》
また本誌は徳野氏本人にも取材を申し入れたが、締切りまでに回答は得られなかった。
教団側は否定しているが、長年旧統一教会を取材するジャーナリストの有田芳生さんはこう明かす。
「かつて幹部信者が、教団には天皇が教祖夫妻に拝跪する儀式があることを暴露したことがあります。また文鮮明氏を『王の王』とする旧統一教会では、皇族も教義を学ばなければならないと、信者は教えられていました。教団や教義を正当化するために、皇室に近づこうとしていたのです。
TM特別報告に記されていたのは、旧統一教会の皇室観であり、これまで日本では隠されてきた側面だったと言えます」
本誌は2022年、文氏が1971年1月に設立した舞踏団「リトル・エンジェルス」の日本公演を、皇太子時代の上皇ご夫妻がご覧になっていた場面を写真とともに報じている。この経緯を知る宮内庁関係者はこう話す。
「当時は、旧統一教会の布教活動や霊感商法などが社会問題化する前でした。上皇ご夫妻とも関係がよかったとされる岸信介元首相も公演に関わっており、韓国の子どもたちとの交流という名目ならば、お断りになる理由もなかったのでしょう。
上皇ご夫妻や宮内庁も舞踏団がどういった背景を持つか、当時は関知していなかったはずです。教団も布教に結びつける“権威付け”を狙っていたのかもしれません」
■教祖が抗日運動に関与した過去も
旧統一教会と政界の関係を取材してきたジャーナリストの鈴木エイトさんは、教団の内実についてこう指摘する。
「戦前、日本に留学していた文鮮明氏はすでに抗日運動に関わっており、祖国を支配する日本の象徴である天皇や皇室に、そのころから敵意を抱いていたとされています。文氏の言葉を記録した『御言葉集』には“二重橋を破壊しようと思った”などと、韓国の信者に発言した言葉が載っています。しかし日本語訳では、こういった箇所は削除されています。
そもそも旧統一教会は、教義の下に各国の体制を作り直すことを究極の目標と定めてきました。『保守』『反共』を掲げてきましたが、権力を握る保守派の政治家に近づくため、表向きに主張していたにすぎないとみています。実際に2009年に誕生した民主党政権下では、民主党の政治家に接近しようとした動きもあったのです」
韓総裁が起訴され、日韓で教団の存続について行政や司法の動きも活発になっている。だが子さんの結婚騒動を“追い風”と捉えていたという報告書の存在に、紀子さまも絶句されたのではないかと、前出の宮内庁関係者は続ける。
「昨年成年式を無事に終えられた悠仁さまをここまでお育てになり、紀子さまはこのところ安堵されたご様子でした。
昨年初孫が誕生した紀子さま。眞子さんの騒動の余波に悩まされる日々はまだ続くのか――。
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