2月2日、宮内庁の公式インスタグラムが「1月の天皇ご一家のご活動」について投稿した。新年一般参賀や大相撲一月場所でのお写真などが網羅されていたが、実はここに掲載されていない、愛子さまのとある“重要なご活動”があったという――。

「1月28日、愛子さまは東京・港区の駐日ラオス人民民主共和国大使館で、駐日ラオス大使夫妻主催の夕食会に出席されました。報道はありませんでしたが、宮内庁公式ホームページ内のご日程にも同内容が掲載されています」(皇室担当記者)

駐日ラオス人民民主共和国大使館の公式Facebookには、当日、ラオスの民族衣装でお出ましになった愛子さまのお写真が掲載されている。昨年11月のラオス公式訪問時と同じ柄の『シン』(巻きスカート)、『スア』(ブラウス)をお召しになっているようだ。これらは、愛子さまの好きな色に合わせてデザインした、ラオス側からの贈り物である。

「投稿によると、この夕食会は、愛子さまのラオス公式訪問の成功を記念して開催されたものだといいます。愛子さまは大使らに、公式訪問中にラオス政府および国民から受けた心温まるおもてなしに心からの感謝を述べられていました。

またラオスご訪問は美しい思い出と素晴らしい印象に満ちたもので、両国間の交流の発展と深化に貢献できたことを大変うれしく思うとも述べられていたそうです」(前出・皇室担当記者)

さらに、夕食会と合わせて、「バーシー・スークワン」という伝統儀式も行われたという。この儀式は愛子さまのラオス訪問中にも行われている。愛子さまへの進講も行ったラオス近現代史を専門とする東京外国語大学副学長・菊池陽子教授は、以前本誌の取材に、儀式についてこのように説明していた。

「魂(クワン)を繋げる(スー)という、ラオス独自の儀式です。ラオスでは、人間の体内に32の魂が宿っていて、その魂がフワフワと不安定になったり体内から出てしまうと、身体や精神が弱くなってしまうと考えられています。魂を身体のなかにしっかり繋ぎとめて強くするために、手首に糸を結びます。

ラオスの人々の間では、古くから日常生活に根ざして行われている儀式です。

祈祷師が気持ちを込めて祈りを唱えながら糸を結ぶのですが、結ばれた糸を残しておく期間にルールはとくにありません。しかし儀式が終わったからとすぐに切るのではなく、だいたい3日間ほどはそのままにしておくことが多いようです。3日間で切る人もいれば、心を込めて結んでもらったものを切ることがしのびなく、自然に切れるまで残す人や1本だけ残す人など、人によってさまざまです」

愛子さまはラオスからご帰国後、約1ヶ月間にわたり、結ばれた糸を公の場でも着用されていた。ときには落としてしまわないよう、テープで手首に固定されていたこともあった。

「昨年12月、鴨場での外交団接遇に臨まれた際にも糸を着用されていたことも注目を集めていました。今回は、愛子さまの新年のご多幸やご健康などを祈念し、再び糸を結ばれたようです。

愛子さまにとって、ラオスは初めての外国公式訪問先でした。きっと特別な思い入れがおありなのだと拝察しています。新年恒例の歌会始の儀でも、ラオスの子どもたちについてのお歌を詠まれていました。ご訪問で築かれた同国の人々との絆を、今後も大切に守り、深めていかれるのでしょう」(宮内庁関係者)

手首の白い糸のように、愛子さまの真心はこれからも日本とラオスの人々とを結び続けるはずだ。

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