衆院選の投開票を目前に控え、政治家の一挙手一投足が有権者の関心を集めるなか、高市早苗首相(64)の街頭演説での言葉が注目を集めている。

1月31日の街頭演説で高市氏は、円安が進む状況に触れ、政府が保有する外貨資産について、「外為特会(外国為替資金特別会計)で、運用が今ホクホク状態」などと発言。

円安によって、評価益が膨らんでいる現状を説明したものとみられるが、政府として円安を“容認”しているかのようにも受け取られかねない発言にネット上では批判が相次いだ。また、物価高に苦しむ国民感情との温度差を指摘する声も上がった。

この発言について、高市氏は2月1日に自身のXで、《「円安メリットを強調」した訳ではありません》と釈明。片山さつき財務相(66)や城内実成長戦略相(60)ら閣僚らも“火消し”に走る事態となった。

また、高市氏は同日午前に予定されていた『日曜討論』(NHK)の党首討論を急きょ欠席。理由については「関節リウマチの持病がありまして、手が腫れてしまいました」と説明しているが、欠席のタイミングも相まって物議を醸した。

そんななか、お笑いコンビウーマンラッシュアワー村本大輔(45)が3日、自身のnoteに《高市早苗読め》と題した記事を投稿し、強い“首相批判”を展開した。

記事の中で村本は、高市氏が’22年3月に出演した『日曜報道 THE PRIME』(フジテレビ系)で「戦闘員には最後まで戦っていただく」と発言したことを取り上げ、《中国と戦争になったら、ってことだろう。ちょいまち。政治家は国民の奉仕をしないといけない。憲法の話ね。だから俺たちが彼らに命令しないと。

逆でしょ》と問題提起している。

続けて、政治における“対話”の重要性を強調し、《総理は最後まで対話してもらいます、対話できなくなって殴り合ったらそれでいい。政治家の代わりは効く。こんなに変わりまくってて同じなんだから。国民の代わりは効かない。誰かの友達家族、親兄弟、代わりが聞かない》(原文ママ)と主張。

記事の締めくくりでは、《だから、戦闘員は最後まで戦ってもらうじゃなくて私たちが最後まで対話します、と言え、くそ高市。》と強烈な言葉で自身の考えを表明している。

村本の発信はこれだけにとどまらない。翌4日にはXで、高市氏や自民党を狼となぞらえ、《この選挙は狼が白ヤギのフリしてやってくる。手を白く塗り、「消費税だよ開けておくれ」と言って信用させて家に入れてもらい中に入ったら憲法改正を迫る狼だ。》と投稿。

さらに、《牙を剥き国民を二分するような政策をやると言ったじゃないですか、と。悪い狼はいつも消費税を利用し騙し当選してから本当の野望を果たす》と厳しく揶揄したのだった。

以前から政治的発言が目立つ村本。表現の強さをめぐって賛否は分かれるが、多くの有権者が政治と国民の距離について考えるきっかけとなっていることも確かだろう。

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