若き研究者らと、時に専門的な用語を交えながら懇談される秋篠宮さまと紀子さま。

2月3日、「第22回日本学術振興会賞並びに日本学士院学術奨励賞」授賞式にご出席。

式典後の記念茶会では、受賞者の研究について耳を傾けられていた。宮内庁関係者はこう語る。

「最近お疲れのご様子と一部で報じられたこともありましたが、この記念茶会では、秋篠宮さまは時に笑顔を見せられながら、久しぶりに楽しそうなご表情で懇談されていたことが印象的でした」

秋篠宮ご夫妻が研究者を励まされているなか、アメリカの司法省が1月末に公開した「エプスタイン文書」を巡って、世界に大きな波紋が広がっている。名称の由来は、米国の大富豪、ジェフリー・エプスタイン氏にまつわる事件だ。同氏は、2000年代はじめに金融界で台頭した投資家として知られていた。国際ジャーナリストの山田敏弘さんはこう話す。

「エプスタイン氏は、2008年にフロリダ州で、児童買春の罪で起訴・有罪判決を受けますが、司法取引に応じるなどして減刑され、13カ月で釈放。その後2019年に、10代前半を含む少女数十人に対する性的人身売買という連邦法違反の疑いで逮捕されます。

FBI(連邦捜査局)の捜査の過程で、トランプ大統領やクリントン元大統領といった米政界の大物からマイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏といった企業家、英国のチャールズ国王の弟・アンドルー元王子に至るまで広範な交友関係が判明するのです」

エプスタイン氏は2019年8月に拘置所で自死。彼が買春を斡旋した著名人の「顧客リスト」があるために、口封じに殺された―という陰謀論が米国内に広まっていった。またアンドルー元王子も児童虐待に関与した疑惑から国民から猛烈な批判を受け、昨年10月、英王室から「王子」の称号をはく奪されている。

そして1月末に公開された膨大な文書は、世界に疑惑の火の粉を広げているのだ。

「トランプ氏は昨年11月に機密指定を除く文書を公開する『エプスタイン文書透明化法』に署名、それに従って段階的に資料が公表されてきました。1月末、司法省は300万点を超える文書を公開したのです。その資料によってノルウェーのメッテ=マリット王太子妃との交流も浮上し、世界中が大騒ぎになっているのです」(前出・山田さん)

■“協力者候補”として伸びていた魔手

そして本誌は文書の中に《CHICKEN the Movie,LLC Business Plan》という十数年以上前に作成されたファイルを発見。プロジェクトの支援を呼びかける候補者リストの中に、チャールズ国王やジミー・カーター元米国大統領と並び、「Dr. Akishino Fumihito」と、なんと秋篠宮さまのお名前が記載されていたのだ。

「これは、ニワトリをテーマにした研究や学術的なドキュメンタリーを制作する企画書と思われます。資金359万ドル(現在のレートで約5億6千万円)の出資を求めるもので、エプスタイン氏に提出されたものなのでしょう。

秋篠宮さまは分子生物学者、家禽研究の第一人者として、“インタビュー対象者”と記載されています。ただ実現性が疑わしい企画ですし、秋篠宮さまにとっては、とんだ迷惑でしかないといえます。

そもそもエプスタイン氏の一連の事件や疑惑と一見関係が不明な文書まで公開されているのは、透明化法により司法省で選別できないことが理由だと思われます」(前出・山田さん)

ナマズなどの魚類の研究から始まり、ニワトリをはじめ馬や牛がどのように人間と共存するようになったのかを探究されてきた秋篠宮さま。眞子さん結婚騒動の逆風に悩まされてきた紀子さまにとっても、衝撃的な事実だろう。

「秋篠宮さまは、ご自身の研究をご公務に結びつけるご活動もなさってきました。エプスタイン氏に提出された資料には、そうした殿下の学術的なご活動を詳細に調べ上げている痕跡が窺えます。

また多岐にわたる犯罪行為の疑惑が挙がっているエプスタイン氏と研究活動が結びつけられることには、秋篠宮さまも紀子さまもお心を痛められないはずがありません。皇嗣家のイメージに、影響がなければいいのですが……」(前出・宮内庁関係者)

世界各国で騒動を巻き起こす「醜聞文書」に名前が……愕然とされる秋篠宮さまと紀子さまの憂悶は深まるばかりだ。

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