春の改編に向けて、慌ただしさを増すテレビ各局。そんななか、業界内で危ぶまれている新番組が――。

1月16日、フジテレビが4月改編で火曜午後7時の新番組の司会として、「メイプル超合金」のカズレーザー(41)を起用することを各スポーツ紙が報じた。

報道によれば、現在火曜午後7時から放送中の『今夜はナゾトレ』が木曜午後9時に移行し、現在同枠で放送されている『この世界は1ダフル』は終了。『ナゾトレ』の後継番組として4月から2時間の生放送バラエティーが始まるという。

また、「日刊スポーツ」によれば、新番組の内容はディレクターが中継に出て、食をはじめとした生リポートを展開し続ける内容になるそうで、”情報番組とバラエティーの間”をいくような番組になるという。

「仮タイトルは『火曜ホットライブ』で、生放送がウリだと聞いています。他には人気お笑いコンビ『ニューヨーク』も出演予定だそうです」(テレビ誌記者)

カズレーザーといえば、金髪に、全身真っ赤な服装という見た目とは裏腹に、知性溢れるコメントを武器に“インテリ芸人”として活躍してきた。フジでは3月いっぱいで終了する情報番組『サン!シャイン』でスペシャルキャスターを務めるなど、同局との結び付きは特に強い。

中居騒動に端を発する影響が今も続いているフジだけに、カズレーザーの新番組で攻勢をかけたいところだが――。

「テレビ界隈では、今回の生放送番組に“大丈夫なの!?”と関係者が固唾を飲んで見守っています」

こう話すのは、この新番組にも関係するというフジテレビの関係者だ。

「カズさんに、というよりも、今回の新番組が始まるに当たっていくつかの不安要素があるんです。もともとフジの火曜夜7時枠は当たったためしがなく、これまでの有り体な番組から脱却すべく“生放送を”ということになったのですが、これはフジにとって大きな”賭け”。

カズさんはこれまでの実績で司会に起用されたと思いますが、それでも生は何が起きるか分からない。

夜の生放送の情報番組は、近年ではほとんど作られておらずイメージとしてはかつての『とくダネ!』の夜版といった感じの番組になりそうですが、あれも発言がたびたび炎上していましたしね……」(フジテレビ関係者)

生放送というスタイルも、苦肉の策から来たものだという。

「予算がないんです。生であれば編集費をカットできますからね。番組予算の3分の1は節約できるので弁の立つカズさんを起用して乗り切ろうという魂胆のようです」(前出・フジテレビ関係者)

「裏番組」の存在も大きいという。

「この枠はとにかく激戦区で、他局が強いんです。日本テレビは’21年4月から始まった『オモうまい店』が高視聴率をキープしていますし、TBSは『THE神業チャレンジ』、テレビ朝日は華麗な家族に密着する『プラチナファミリー』が人気。

生放送でも、NHKの『ニュース7』がありますから、どこから攻めてもなかなか厳しい。どちらにしても、期待の新番組も苦しい戦いを強いられるのは間違えないでしょうね」(前出・同)

果たして起死回生の一手となるか――。

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