自民党が歴史的勝利を収めた2月8日投開票の衆議院選挙。18日に特別国会が召集され、衆参本会議で高市早苗首相(64)が第105代首相に指名された。
高市氏の公式サイトでは、「ご挨拶」から始まる12項目のコンテンツ一覧の最下部に、ブログを掲載した「コラム」のタブがあった。しかし17日夜ごろからXで、同サイトから「コラム」が丸ごと削除されていることが一部ユーザーの間で話題に。
インターネットアーカイブが保存したWEBページを閲覧できるサイト「Wayback Machine(ウェイバックマシン)」を確認すると、1月23日時点では「コラム」が掲載された公式サイトのアーカイブデータが残されていた。だが、同月29日時点で公式サイトからコンテンツは半減しており、「コラム」のタブも消えていたのだった。
「2月7日には、公式サイトに掲載された高市氏の写真下に《現在更新準備中です。》と表示され、コンテンツやお知らせなどは閲覧できない状態にありました。
すでに公式サイトはリニューアルされていますが、コンテンツ一覧からは『コラム』と『政治姿勢』の2項目が削除されています。また、『コラム』のURLに直接アクセスしても、真っ白いページの左上に《Fi
le not found.》と表示されるのみです。
18日には『アルバム』が更新されていましたが、『コラム』と『政治姿勢』が削除されたことに対する説明文書などは掲載されていません」(WEBメディア記者)
奇しくもXで“ブログ全削除”が話題にのぼった17日は、「プレジデントオンライン」が「『消費減税は私の悲願』は真っ赤なウソ…公式ブログ記事1000本を検証して判明『増税政治家・高市早苗』の正体」と題する記事を配信。
高市政権が「検討加速」を表明していた“食料品の消費税2年間ゼロ”に対して、高市氏が過去にブログでつづっていた消費税に関する記述と照らし合わせ、“消費税減論者”であるかどうかを検証する内容となっていた。
そうしたタイミングも相まって、Xでは同記事と“ブログ全削除”を結びつけるユーザーが続出。
ある全国紙政治部記者は言う。
「『プレジデントオンライン』の記事をきっかけに高市氏のブログが注目を集めたかたちですが、同記事が配信されるよりも前にブログは削除されていたようです。時系列をたどれば、同記事とブログの削除との関連性はないと考えるのが妥当ではないでしょうか。
ただ、高市氏は昨年11月5日の衆院本会議で、立憲民主党(現:中道改革連合)の吉田晴美前衆院議員(54)から教育勅語に関する質疑を受け、『私の公式サイトには、かなり古いコラムもあえて掲載をいたしております』と強調していました。
自ら掲載をアピールしていただけに、経済や外交など多岐にわたる考えを記していたブログを全削除したことは“意味深”と捉えられているようです」
そんななか、リニューアルされた公式サイトでは「コラム」「政治姿勢」のコンテンツが削除されたいっぽう、新たに刷新されたものも。
それは高市氏の近影。以前の近影とは異なり、新たに公開された近影では右手の拳を前に突き出すポーズをとり、にこやかな笑顔を見せている。髪型やメイク、ファッションも洗練され、全体的に明るくなった印象だ。
また《高市早苗》の名前表記と《日本列島を、強く豊かに。》《信念と実行力》のキャッチコピーはそのままに、《衆議院議員 自民党奈良県第二選挙区支部長》の肩書表記が外されていた。
SNSとネットを騒然とさせた“ブログ全削除”の真相はいかに――。

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