2月8日に投開票が行われた衆議院解散総選挙では、316議席を獲得する圧勝となった自民党。小選挙区では東京、神奈川、埼玉など計30都県で“全勝”し、比例区でも候補者の不足という“誤算”によって、14議席を他党に明け渡すほどの大量当選に。

その結果、自民党では26歳から73歳までの66名の新人議員が誕生した。

17日には、翌日の初登院を控えた“高市チルドレン”に向けての新人議員研修会が行われ、初当選の66名が全員出席した。国会議員としての心構えをはじめ、メディア対応やSNSの活用法などを鈴木俊一幹事長(72)や萩生田光一幹事長代行(62)から学んだという。

「参加した新人議員によれば、“高市首相のおかげで勝てた部分が大きいから、気を引き締め、発言にも気をつけるように”という趣旨の話をされたそうです。党としては、新人議員の不用意な発言やスキャンダルによって、政権運営に影響が出るような“大量当選の弊害”を防ぐ思いがあるのでしょう」(全国紙政治部記者)

新人議員の大量当選といえば、かつて’05年に小泉純一郎元首相(84)が“郵政解散”で圧勝し、自民党が296議席を獲得したことが思い起こされる。当時は今回よりも多い、83名の“小泉チルドレン”が誕生していたが、その際にも“新人教育”が話題となったことがあって……。

「初当選した杉村太蔵氏(46)による発言は、今でも語り草です。当時26歳で政治経験がなく比例南関東ブロックの35位で、会社員から転身した杉村氏は、“料亭に行ってみたい”“国会議員はグリーン車乗り放題”とメディアの前で奔放な発言を繰り返して激しいバッシングを受けることに。当時の幹事長だった武部勤氏は杉村氏を強く叱責し、新人議員による党本部での謝罪会見を開かせるほどの大問題となったのです。

武部氏は17日、テレビ朝日のインタビューで当時を振り返りながら、“今はメディアを含めて国民の目は厳しいから、杉村太蔵みたいなのは出てこないよ”と苦笑しながら答えていました」(前出・政治部記者)

この武部氏のインタビューは、Xで切り抜き動画が拡散され、多くの反応が集まっていた。

《太蔵の名前出すあたりはちょっと納得感あってオモロかったw》
《杉村太蔵、反面教師として自民党に貢献継続》
《20年経ってもこんな重鎮クラスに忘れられてない辺り良くも悪くも奴の残した爪跡は中々のもんだったんだな》
《杉村太蔵、このまま新人議員の最高の反面教師として自民党の歴史に名前を残しそうですねw》

実は武部氏と杉村氏の関係は今でも良好のようで……。

「杉村氏は昨年2月に『人生最高のレストラン』(TBS系)で“武部氏から突然電話がかかってきて、『赤坂で小泉元首相といるから今すぐ来い!』と食事に誘われた”と話していました。

時には厳しい言葉もありましたが、杉村氏は武部氏にとって“手のかかる息子”という感じで可愛がっていたのでは」(テレビ誌ライター)

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