2月24日の衆院本会議では高市早苗首相(64)はじめとする政府四演説に対する各党代表質問があり、いよいよ本格的な論戦がスタート。最初に質問に立った中道改革連合・小川淳也代表(54)は「共に国のため国民のため、互いに敬意を払いつつも、正々堂々、切磋琢磨しようではありませんか」と冒頭で呼びかけつつ、高市氏が掲げる諸政策に切り込んだ。

まず、小川氏は安全保障政策について、国是でもある非核三原則の見直し、日本維新の会が提唱する憲法9条2項の削除など、政府として検討の余地があるかを問い、昨年12月に政府高官が非公式の場で「核共有すべき」と話したことにも触れ、「それは適切なことですか。更迭の要否を含め、総理の見解を伺います」と迫った。

そのほか、衆院選で政治資金収支報告書への不記載問題に絡んだ“裏金議員”が公認を受けていたことについて、「裏金に関与した議員が相次いで復活し、党幹部にまで名を連ねたことに、強い違和感を抱いています」と表明し、「率直に伺います裏金問題は解決したのか。なかったことにするおつもりですか。お答えください」と求めた。

この間、本会議場の議席を映したNHKの映像では、手元の資料を読みながら傾聴する議員や、眠気に襲われたのか俯いている議員の姿も見られた。その中でも特にSNSで注目を集めているのが、自民党の萩生田光一幹事長代行(62)だ。

というのも、萩生田氏が腕を組みながら、眠っているのか深く俯く姿が捉えられていたからだ。また、萩生田氏の手元には資料がなかったが、左に座る西村康稔選対委員長(63)、小林鷹之政調会長(51)は資料に目を落とし、時折ペンで何かを書き込んでいた。

Xでは、中継映像の切り抜きが拡散され、萩生田氏が映った場面をめぐり、以下のような疑問の声が続出した。

《萩生田寝てるよ。高市さん、働いて働いて働いて働いて働かせてくださいよ》
《裏金問題あっても、時が経てば忘れさられたように当選した萩生田が爆睡。

有権者は何を思って、この人選んだんや》
《政治とカネ自分の事言われてるのに、、ほんま舐めくさっとるな》
《萩生田氏は数回にわたり熟睡している姿が映っていましたね》

とはいえ、他にも深く俯く議員もいたほか、萩生田氏が顔を上げて隣の西村氏と話し込む場面もあったが……。視聴者の審判は厳しかったようだ。

「やはり自身も関わった政治資金収支報告書の不記載問題に絡む質問のくだりで、腕を組みながら“こっくり”と俯いてたこともあり、特に萩生田氏が注目を集めてしまったのでしょう。また、高市首相による『国民会議』に関する話の最中にも俯く場面がありました。国民会議実施の意義をめぐって与野党が対立する中、萩生田氏が“居眠り疑惑”と指摘されるようでは、自民党の本気度も疑われますよね。

なお、本会議は議員全員が出席することもあり、議場での所作は注目を集めやすい。’24年11月の衆院本会議では、石破茂前首相(69)が首相指名選挙の間、目を閉じてしばらく俯く姿がSNSで“寝ている”と物議を醸しました。その後、当時の官房長官・林芳正氏(65)は会見で『(石破氏は)風邪薬を服用している』と説明。ただ、石破氏が寝ていたかについては言及を避けており、結局は事実が明らかにならないパターンが多いのですが……」(政治部記者)

そこで本誌は2月25日、萩生田氏の事務所に当時の状況について説明を求めたが、期日までに返答は得られなかった。衆院選では単独で3分の2を上回る議席を得るなど“余裕”な自民党だが、論戦には真面目に挑んでほしいものだ。

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