「雅子さまと愛子さまに会いたくて、京都からやってきました。私の場所からは、愛子さまは遠くてしっかり拝見できなかったのが残念ですが、雅子さまは拝見できましたので、それだけでも本当に嬉しかったです」

そう語るのは、皇居・宮殿東庭に来ていた電動車いすに乗った50代の女性。

2月23日、天皇陛下66歳のお誕生日を祝う一般参賀が皇居で開催されたが、彼女はそのために京都から駆けつけたのだという。

長和殿のベランダに立たれたのは天皇ご一家と秋篠宮ご一家の七方。天皇皇后両陛下を中心に、参賀者から見て左側に秋篠宮ご夫妻、右側に愛子さま、佳子さま、悠仁さまが並ばれた。

「今年から悠仁さまも参加されていますが、昨年は六方でしたので、右側に天皇ご一家、左側に秋篠宮ご一家が三方ずつ並ばれていました。

今年は愛子さま、佳子さま、悠仁さまという次世代を担う方々が1つのグループになっていて、非常に新鮮に感じました」(皇室担当記者)

皇室番組の制作に長年携わる放送作家の、つげのり子さんはこう語る。

「こうした並ばれ方になったのは、1月2日の新年一般参賀の4回目以降からです。国民と苦楽をともにするというお考えを、お若い三方にも継承してほしいという天皇陛下のお考えが反映されているように思います。

国会では皇室典範改正の論議が再開されようとしています。制度や女性皇族方の将来については不透明なところもありますが、天皇陛下や雅子さまは、お三方に絆を深め、そのチームワークで公務に臨んでいってもらいたいとお考えなのでしょう。

お姉さまの佳子さまや5歳年長である愛子さまからのアドバイスで、悠仁さまに皇族として成長してもらいたいとも期待されていると思います」

そんな両陛下のお気持ちも伝わっているのか、この日のベランダでは愛子さまと佳子さまのこんなお姿も――。

「1回目と2回目のお出ましの際、愛子さまがお隣の佳子さまに話しかけられたのですが、佳子さまはお手ふりを中断して、しっかりと耳をかたむけられており、佳子さまの誠実さと愛子さまを尊重されるご姿勢が伝わってきました」(前出・皇室担当記者)

民主主義国と権威主義的な国々との対立、国境を越えて広がり続ける貧富の格差、終わりの見えない宗教対立……、世界のあらゆる場所で分断が加速するなか、日本も例外ではない。

「国民からの愛子さまを天皇陛下にと望む声が日に日に高まるいっぽう、男系男子による皇位継承の維持を強く主張する人々もおり、その溝は広がっています。

高市政権も世論を顧みず男系男子派の主張に沿った姿勢を強めていて、皇室も分断の危機にさらされていると言えます。

天皇陛下と雅子さまは、今後何が起ころうとも、皇室は一枚岩であり、絆や統合の象徴であり続けてほしいという願いを、愛子さま、佳子さま、悠仁さまに託されているのでしょう」(前出・皇室担当記者)

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