3月6日、東京・渋谷区で面識のない20代の女性に1月、性的暴行を加えたとしてNHK報道局スポーツ情報番組部のチーフディレクター・中元健介容疑者(50)が逮捕された。

「警視庁の発表によると、中元容疑者は雑居ビル内の階段の踊り場で犯行に及ぶ際、“俺危ないものを持っているから”と言って女性を脅したとされています。

中元容疑者は“強制して無理やりさせたということはない”と容疑を一部否認しているといいます。ただ、同容疑者のスマートフォンからは別の事件に関わった可能性のある動画なども確認されていることから、余罪が出てくる可能性は高いでしょう」(全国紙記者)

’00年にNHKに入局した中元容疑者は主にスポーツ畑を歩み、広島放送局や松山支局などに配属されていたという。すでに本誌WEBでは、中元容疑者がNHK局内でも女性への執着ぶりやセクハラ行為などで問題になっていたことを報じている。

一方でスノーボード男子ハーフパイプ日本代表の平野歩夢選手(27)とは以前から懇意にしていたといい、今回のミラノ・コルティナ五輪でも平野選手の特番にはディレクターとして携わっていたという。

「NHKは6日に緊急会見を行い、“この度は本当に申し訳ありませんでした。被害にあわれた方の人権を傷つける、許されない行為です”と謝罪しました。その一方で中元容疑者が所属していたスポーツセンターの上司は“番組制作には意欲的に取り組むディレクター”だったと説明しています」(前出・全国紙記者)

しかし本誌がその後も取材を続けると、意欲的に取り組んでいたのは“女性関係”の方だったようだ。

「今から10数年前、かなり問題になった女性へのつきまとい行為があったというのです」

と、あるNHK関係者はいう。

「五輪でメダルを獲得したこともある女性アスリートに対し、悪質な“つきまとい行為”を働いていたというのです。スポーツ担当として、この女性アスリートに取材する機会があったそうなのですが、その後選手につきまとうような行為があったとか……。当該の女性アスリート側から厳重なクレームがあったといいます」

NHK広報局に、日本代表の女性メダリストへのつきまとい行為の過去について聞いたが、「ご指摘の内容は、確認できておりません」と回答した。

ほかにも、こんな問題が囁かれている。

「中元容疑者が地方局に勤務していたとき、深夜に見知らぬ女性を連れてきて局内を見学させていたことがあったそうなんです」(別のNHK関係者)

10日に会見したNHK経営委員会の古賀信行委員長は、中元容疑者の20代女性へのわいせつ行為について、「とんでもない事件。糾弾しないといけない」と厳しく批判しつつも、「NHKだから不祥事が起こるというパーセプション(認識)が発生するのはおかしい」とも発言した。

とはいえ、中元容疑者が行った行為は決して許されるものではない。

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