テレ朝としては“年度視聴率3冠”を確実にするため、『ドクターX』最終作の地上波放送は切り札となるコンテンツでした。上層部がGOサインを出したのも納得です」(テレビ朝日関係者)

今月19日に初めてテレビ放送された映画『劇場版ドクターX FINAL』。

今年1月に麻薬取締法違反などの疑いで書類送検されたと報じられ、その後、不起訴処分となった米倉涼子(51)の主演作が地上波放送されるとあって、その注目度は高かった。

平均世帯視聴率は9.4%(関東地区)を記録。午後7時~午後10時までの約3時間の平均視聴率ではNHKと民放含めて同時間帯でトップだった。前出のテレビ朝日関係者は続ける。

「同作は米倉さんに加え、西田敏行さんの遺作であることや、不倫騒動があった田中圭さんの出演など話題性も十分。このタイミングで放送できたのも、米倉さんが不起訴処分となり、さらに騒動前の作品であることも大きかった。今月末で2025年度の年度視聴率が確定するため、編成面でも“負けられないタイミング”での投入だったそうです」

実際、テレビ朝日は昨年、年間視聴率で個人・世帯ともに全日、ゴールデン、プライムで2年連続3冠を達成。さらに直近の社長会見でも、年度視聴率について個人・世帯ともに3区分でトップを維持していると報告している。まさに盤石の状態で切った“勝負カード”だったのだ。

「米倉さんは一連の騒動もあって、次の一手に慎重になっています。本人の中にも“失敗したくない”という思いが強いといいます。放送当日の朝に、番組公式Xで米倉さんは《劇場にはたくさんの方々に足をお運びいただきありがとうございました。

今夜こうして木曜夜に帰ってこられることを嬉しく思います。大門未知子との最後の時間をぜひお楽しみください!》とコメントを寄せていました。

テレ朝の上層部としても視聴率3冠へ“失敗したくない”という気持ちはまったく同じ。今回の高視聴率で改めて米倉さんが“数字を持っている女優”であることを証明しました。テレ朝としては『ドクターX』とは違った新たな作品で米倉さんをもう一度起用したいという声が局内で強まっています」(制作関係者)

今回の成功により、米倉涼子の“次回作”に向けた動きが加速しそうだ。

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