SMAP不在で視聴率が心配された紅白歌合戦。フタを開けてみれば、後半の第2部が40.2%の“大台”を回復する、上出来の結果に。
今回初司会の有村架純(23)は、初の紅白に緊張しきっていた。リハでは乃木坂46を「乃木坂フォーティーチックス」と噛みまくり、“恋ダンス”もうろ覚えで周囲をハラハラさせた。本番当日のリハで、ついに感情が飽和点に達したのか、泣きながら目頭を押さえ、舞台裏に引っ込んでしまった。
彼女のあとを心配そうに、白組司会の嵐・相葉雅紀(34)と、総合司会の武田真一アナが追いかける。相葉と武田に励まされ、10分後、舞台に戻った有村の表情は笑顔に変わっていた。
言うまでもなく、相葉を支えたのは嵐のメンバーだ。本番では、有村にかわって松本潤(33)が大竹しのぶ(59)を紹介し、二宮和也(33)が企画枠の幕開けを告げるなど、相葉の晴れ舞台を全力サポート。大トリではメンバー5人でスーパーヒットメドレーを歌い上げ、感極まった相葉は、紅白司会を無事やり遂げた安堵の涙を流した。
そして今回特に目を引いたのが、大物歌手に華を添えるという異色のコラボだ。本田望結(12)は、天童よしみ(62)と共演。グラビアアイドルの橋本マナミ(32)は、香西かおり(52)のバックダンサーとして登場した。本誌記者も、Tシャツ姿で額に汗して練習する橋本を楽屋口で目撃。
「連日、NHKのスタジオを借りて1人で“居残り特訓”をやっていました。3カ月前から極秘レッスンを重ね、5キロも減量したそうです」(テレビ局関係者)
世界ツアーの香港公演が延期になった影響でリハをドタキャンしたのは、X‐JAPANのYOSHIKI(51)。本番当日に会見に応じたYOSHIKIは香港公演から直接リハに現れた。70時間以上寝ていないというのに、笑顔を絶やさない神対応。報道陣をうならせた。
そして、SMAP不在となった今回。いつも彼らが使っていた“伝説の楽屋”を使用していたのは、Kinki Kidsの2人。
「本来なら、出場回数がSMAPと同じTOKIOが使用するはずでした。しかしTOKIOは都庁からの中継だったため、繰り上がってKinki Kidsが使用することになりました」(前出・テレビ局関係者)
ハプニングですらドラマになる紅白は、舞台裏も見逃せない!

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