歌舞伎俳優・8代目中村芝翫(51)の妻で女優の三田寛子(50)が14日放送の「サワコの朝」(TBS系)に出演し、昨年10月にスクープされた夫の不倫報道時のことについて語った。
8代目中村芝翫の不倫報道が週刊誌にスクープされたのは昨年の9月。
「本当に必死だったんですよね。夫に『ひどい』とか言っているレベルではなくて。目の前に襲名があるんですから、まずはこの襲名をきちっとしないと、もう。“家族の細かい感情とかよりも人さまに迷惑をかけちゃいけない”こと。まずそれをきっちりしてから、“次でしょ”っていう気持ちも、もちろんあったのかもしれませんけど……。襲名というのは、現実的には(襲名公演を)お客さまでいっぱいにしなくてはいけない。だから、妻としての仕事で一番大事なのは切符を一枚でも多く売ること、イコール客席を満員大入りにしなくてはならないという使命がやっぱり一番ではあるんですね。主人のことを感情的に考えていることは、ビックリの方が大きくて……」
不倫騒動時に話題となったのが、雨の中、自宅前に押し寄せた報道陣に対する妻・三田の神対応だった。そのときの心境を三田は次のように語った。
「(神対応とか言われるのは)本当には恥ずかしいぐらいで。
夫の不倫騒動を受けて、子どもたちの様子を尋ねられると、三田は「子どもたちにいちばん申し訳なかったなと思いました」と話し、「2人が話し合うにしても、『それは夫婦の話として、してもらってもいいんだけど。ただ、ボクたちがいるからという理由で答えを出したりしないでくれ。それはお父さんとお母さんの人生だから、お父さんとお母さんがいいように』っていうことを言ってくれましたね。『お父さんわかりますか?お母さんがどれだけ傷ついて悲しい思いをしているか。詳しいことはわからないけども、お母さんをやさしくしてください』みたいなことも言ってくれましたね」と子どもたちから気遣われたことを明かした。