スプレーするだけでどのくらいスッキリするのか、実際に試していきます。
無印良品の人気商品“頭皮にスプレー”して使うドライシャンプー
体調を崩しているときや激しい運動後、車中泊の最中など……「頭のニオイや不快感が気になるけど、シャワーを浴びられない!」状況も時にはありますよね。そんなシチュエーションで便利なのが、水を使わずに頭皮や髪をすっきりさせられるドライシャンプーです。
無印良品の「水のいらないシャンプー」はSNSでも話題になった商品で、公式サイトのレビューは星4.2(2025年1月現在)と高評価。「汗をかいたあとに使えば、乾いたときのニオイが気にならない」「災害時用として防災バッグに入れている」といった意見が数多く見受けられます。
では、詳しく見ていきましょう。
片手にすっぽり収まるサイズ感が使いやすい&持ち運びやすい

値段:890円(税込)
容量:100ml
外寸:縦4.0×幅4.0×高さ14.8cm
部位ごとの素材:ボトルPET、ポンプ・キャップPP
重量(梱包材含む):約130g
※紹介した商品の情報は、執筆当時のものです。価格や仕様の変更のほか、既に販売終了している可能性もありますので、ご了承ください。
「水のいらないシャンプー」は、小さなスプレーボトル入り。
片手で持てるのはもちろん、スプレーヘッドまでラクラク指が届く使いやすいコンパクトなサイズ感です。



コスパ良好&1本だけで完結できる気軽さが◎

①頭皮に適量スプレーする、②指でなじませる、の2STEP。「シャンプー」ですから、髪の毛ではなく、頭皮に吹きかけるということですね。

15cmほど離した位置でプッシュすると、広範囲というよりはまとまった範囲……というかわりとピンポイントで湿ります。なので、指先で液体を広げながらなじませる感覚です。

揉み込みなじませるうちに、頭皮だけでなく生え際から数cmの髪の毛にもスプレーが行き渡るのか、“皮脂でペタッとボリュームがなくなる問題”にもそこそこ効いている気がしました。

鏡の前でも自分ではよく見えないのが後頭部付近ですが、なんとなくで大丈夫そうです。そもそも普段のシャンプーも、手探りでやっているのでなんら変わらないですね。

10~20プッシュで頭皮全体に行き渡らせそうです。不思議なもので、使用後に髪が濡れたような感じにはなりません。
運動後にお出かけするときのシャワーをカットできるほどの効果!
もちろん水で洗い流すほどではないけれど、確実にスッキリする――というのが個人的な感想です。心なしか根元がふんわりしたのと、頭を振った時にフワッと漂うハーブ系の香りがやり過ぎ感がなくて好印象。40代になり、ふとした瞬間の頭皮のニオイが気になりだした筆者。基本は夜のうちにシャンプーするのですが、ヨガやボルダリングをした後に予定がある時などはいったん帰宅してシャワーを浴びることも……。
手間も時間もかかるのが悩みでしたが、「水のいらないシャンプー」を使うことで、気になっていた頭皮の汗、蒸れ、ニオイ対策が自分の中で合格レベルに到達。これがとにかくラクで、すっかり鞄のスタメンになりました。
しかも保湿成分のおかげなのか、ブラッシングをするとほど良いまとまりも感じられるのがgood。

10mlあたり89円とコスパもそこそこ。
また、スプレータイプのドライシャンプーはエアゾール缶入りのものも多いなか、プラボトルで廃棄の手間がかからないのもうれしいポイントですね。
ドライシャンプーを使ったことがない人や、成分を重視する人には、手に取りやすいながらも高品質な無印良品から試してみるのはかなり“アリ”な選択だと思いますよ!
<文/高木沙織>
【高木沙織】
「美」と「健康」を手に入れるためのインナーケア・アウターケアとして、食と運動の両方からのアプローチを得意とする。食では、発酵食品ソムリエやスーパーフードエキスパート、雑穀マイスターなどの資格を有し、運動では、骨盤ヨガ、産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、Core Power Yoga CPY®といった資格のもと執筆活動やさまざまなイベントクラスを担当。2021年からは、WEB小説の執筆も開始。Instagram:@saori_takagi