筆者は30代後半あたりから、食後に自分の顔を見ると、顔色が悪いことに気付くようになりました。食事中に口紅が落ちると、一気に血色が悪く見えるようになってしまったのです。でも、食事中に何度も口紅やリップグロスをぬるわけにもいかないので、食事が終わるとすぐにトイレに行って、口紅をぬり直しています。
先日、30代後半~40代前半の男性と話す機会があり、彼らがマッチングアプリで知り合った女性たちの話になりました。内容を聞いてみると、3人とも共通して女性の“口周り”についてがっかりした経験があったのです。
意外と見られている? 女性のこんな口元にがっかり
亮平さん(仮名・39歳/金融)は、30代半ばの女性とマッチングアプリで知り合い、会うことになったそうです。カフェで共通の趣味の話題が盛り上がり、楽しい時間が流れていました。しかし、彼女が歯を見せて笑った瞬間、歯に真っ赤な口紅がついていてギョッとしてしまったのだとか。
それから彼女が笑う度に口紅がついた歯がとても気になってしまい、話にまったく集中できなくなってしまいました。
「会う前にせめて○○してほしかった」
浩紀さん(仮名・41歳/会社役員)も、アプリで知り合った39歳の女性とデートすることに。普段は同年代の女性とはあまりデートしない浩紀さんでしたが、彼女のプロフィール写真では30代前半に見えました。顔にも艶がありタイプだったので会ってみることに。ところが実際に会ったその女性は、写真と印象がかなり違ったそうです。
「冬の寒い夜に会ったからかもしれませんが、せめて会う前にリップグロスとかぬってくれたらよかったのに」と、残念な思い出になりました。
「気持ち悪くて一気に萎えた」ストローの使い方
実さん(仮名・36歳/不動産)は、年上の女性がタイプなので、デートする相手も年上が多いそうです。タレントの石原さとみさんがタイプで、見た目では唇が分厚い女性が好きなのだとか。ただ、唇が厚い女性とデートに行くと、いつも気になってしまうことがあるそうです。
このように、女性の口元に関するガッカリエピソードは尽きません。女性の口元は意外と見られていることに気付きました。
口元のケアで印象アップ。アートメイクもあり!
口元に関するマナーとしては、食事前は口紅やリップグロスをティッシュでおさえておくと、ストローやカップ、自分の歯につくことは改善できるでしょう。また、唇用パックや夜用の薬用リップを使用すると、翌朝プルプルになります。最近では、唇向けのアートメイクもあります。実は友人がリップアートメイクをして雰囲気が変わったので、筆者も試してみました。
ほどよく色味が残るので、ノーメイクの時も血色がよくてすっぴんに見えません。お化粧した時は、透明の薬用リップをぬるだけでも、リップメイクをしているように色づいて見えるので楽ちんです。食後にトイレに駆け込んでリップグロスをぬる必要がなくなったので、心から食事が楽しめます。
男性は意外と口元を見ていることが多いので、婚活女性の皆さんは口周りに気を付けてみると、印象アップにつながるかもしれません。
※個人が特定されないよう一部脚色してあります。
<文/田中亜依>
【田中亜依】
恋愛・婚活コンサルタント、デートコーチ。婚活歴10年、婚活に700万円を投資。マッチングアプリ、結婚相談所、合コンで600人以上の男性と出会い結婚。この経験を生かし、国内最大手結婚相談所にて「また会いたくなるデート方法」などのセミナー講師として活動。公式ホームページ/Twitter:@date_coach_ai/Instagram:@ai_tanaka1019