今回取り上げるのは「アラフォーなぜか服が似合わなくなる問題」。
服を選ぶ基準が「とりあえず変じゃなければいい」になっていませんか?
そこで、カーキのアウター(ユニクロ、2990円)を使って、おしゃれに見えるコーデを試してみました。

ボトムスをスカートにして、白を足す!
カーキを着るとおじさんに見えちゃう一番の原因はシンプル過ぎることかも。ひとまず、パンツをスカートに変えるだけで印象は変わります。あとは、パールのネックレス、インナー、小物などで「白を足す」のがおすすめ。

肩こりがひどくてネックレスはちょっと……という人には磁力で血行促進が叶うLierrey(リエリィ)のパールネックレス(税込38,500円)はどうでしょうか?

白の上下に合わせる

私は白い服はプチプラで探して、細かいことは気にせず着倒します。女性らしい優しい印象の色ですのでぜひトライしてみてください。
カーキは柄ものと相性抜群!
カーキは柄物と合わせた途端に、洒落た雰囲気になるから不思議です。ボーダー柄は面積が小さくても効果は絶大。カーキ×ボーダー柄の組み合わせは、只者ではない雰囲気さえ漂います。


「服が似合わない」の原因は姿勢かも?
コーディネートの他に大切なことは「姿勢」です。「アラフォー何故か服が似合わなくなる問題」の何割かは筋力低下による姿勢の変化が原因ではないかと考えています。首が前に出ると顔は大きく見え、首は短く見えてしまいます。私はよくコーディネートを自撮りするのですが、同じコーデでも顔が大きく、首が短く写った写真はおしゃれに見えません。

胸は上向き、首は後ろに引けていて、肩はすっと下りている姿勢が理想。お笑い芸人のオードリー春日さんを思い浮かべながら姿勢を正しています。
▼カーキコーディネートでの使用アイテム一覧(すべて私物)
カーキアウター、黒パンツ、黒スカート:ユニクロ/グレーカーディガン、白インナー、バッグ:GU/白ニット、白スカート、デニムパンツ:ZARA/ボーダーカットソー:無印良品/ストール:ジョンストンズ/ドット柄スカート:FREAK’S STORE/グレーニット:COHINA/フリルブラウス:DISCOAT
<文・スタイリング・撮影/大日方理子>
【大日方理子】
(おびなた・りこ)スタイリスト。1979年生まれ、お茶の水女子大学卒。『Ray』などの女性誌やテレビでスタイリストを務める。きれいめからカジュアルまで、今の気分を取り入れたスタイリングが得意。