ここ数年、若者を中心に盛り上がっている平成レトロブーム。平成の真っ只中、2015年(平成27年)に発売し大人気を博したリップグロス「ユアリップオンリーグロス」を覚えているでしょうか? 水分に反応してピンク色に発色する不思議なグロスで、キャンメイクが40周年を迎える今年、10年ぶりに復刻発売しました。


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懐かしさのあまり、思わず手に取ってしまったのは筆者だけではないはず……。平成を懐かしみながら、復刻版「キャンメイク ユアリップオンリーグロス 01 クリア」(税込715円/数量限定)」をレポートします。

今ほどの地位ではなかった、10年前のキャンメイク

10年前、プチプラコスメの中でもキャンメイクは群を抜いて人気でしたが、筆者の周りではまだまだ「プチプラでしょ?」という風潮がありました。しかし、筆者は、その頃からキャンメイクに激ハマり。出会う商品全てが、この価格でこんな商品がどうして作れるの? と驚きの連続でした。

平成に流行った“透明グロス”復刻版「塗って5分後」の変化に驚き。40代の私が「絶対欲しい」と思った理由
キャンメイク ユアリップオンリーグロス 01 クリア(税込715円)※数量限定
なかでも「ユアリップオンリーグロス」は大のお気に入り。周りの人にも勧めまくっていたほどです。まさに、平成の美しい思い出。

その日の唇の状態がわかる! 本当に画期的だった

「ユアリップオンリーグロス」が登場したのは2015年。塗った時は透明なのに、時間が経つと唇の水分量に反応してピンクに変化することから、一部ではカメレオングロスと呼ばれていたそう。

平成に流行った“透明グロス”復刻版「塗って5分後」の変化に驚き。40代の私が「絶対欲しい」と思った理由
「ユアリップオンリーグロス」が登場したのは2015年
今では、唇の水分に反応して色が変化したり、膜を作って色もちをよくしたりするアイテムも色々出ていますが、その当時は画期的なアイテムでした。

適度なツヤと血色感のあるナチュラルな唇になれるだけでなく、水分量によって発色が変わるため、その日の唇の状態がわかるともなんてこと言われていたような記憶があります。

平成に流行った“透明グロス”復刻版「塗って5分後」の変化に驚き。40代の私が「絶対欲しい」と思った理由
復刻版のパッケージ当時のレース柄のまま
今回、何より見逃せないのがパッケージ。復刻版は、なんと当時のレース柄のままなんです。
これぞ、エモさ倍増ポイント。40周年記念の復刻ということで、キャップの天面には40周年のロゴがあしらわれています。

平成を懐かしみながら実際に試してみました!

平成に流行った“透明グロス”復刻版「塗って5分後」の変化に驚き。40代の私が「絶対欲しい」と思った理由
手元にぬると透明なグロスのよう
まずは手元で試してみました。見た目通り、透明なグロスのよう。厚みもツヤもあるので唇に塗布したら、ボリュームアップも期待できそうです。

平成に流行った“透明グロス”復刻版「塗って5分後」の変化に驚き。40代の私が「絶対欲しい」と思った理由
唇にぬるとピンク色に変化し、鮮やかに発色する
続いては、すっぴんの唇に塗布。

手元同様、つけたては透明のグロスのように、プルプルのツヤを纏うことができます。

最初は透明、その後の色の変化は?

1~2分ほど経ったぐらいから、ピンク色に変化しました。さらに5分以上時間を置くと、より鮮やかなに発色していきます。

色もちもよく、まさにグロスとティントリップのいいとこ取りのようなアイテム。いつものリップに重ねるのはもちろん、単品使用でも十分楽しめます。「赤いリップやテカテカグロスは、ちょっと……」と思う大人女性も、自然なツヤと発色にハマること間違いなし!

筆者は、10年前は仕事や子育てて大変だったけど、これ1本でメイクが決まるので本当に助かったなぁ……とノスタルジーに浸りながら「ユアリップオンリーグロス」を楽しみたいと思います。

<写真・文/佐治真澄>

【佐治真澄】
美容ライター/化粧品会社のPR経験をもとにライターとして活動を開始。
現在はWEBを中心に多くの媒体で美容記事を執筆。スキンケア、メイク、ボディ、ヘアケアなど幅広いジャンルに精通。
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