日差しの強い夏はちょっとした外出でさえ強い紫外線にさらされるので、この時期だけはサングラスが欠かせなくなります。
今回は、サングラスが似合っている人の特徴と、ダサく見えてしまっている人の特徴を解説します。
サングラスが似合わない理由は、突き止めるのが難しい
サングラス、アイウェアはレンズの大きさ、形、フレームやテンプルの太さ、ブリッジ(鼻あて部分)の幅・高さの違いによって見え方が大きく変わります。そこに着用する人の顔の形、長さ、鼻の大きさや高さが影響して似合う・似合わないというのを決定づけます。このように、サングラスが似合わないときはパーツの細かい部分が要因になるため、何が原因で似合っていないのかを把握するのが難しいのです。そのため、なんとなく「しっくりこない……」というふわっとした印象で苦手意識を感じてしまうのかもしれません。
当てはまったら買い替え推奨! ダサ見えサングラス
少なくともサングラスをかけた時にこのような印象を感じたら、それはもしかするとそのサングラスは似合っていないケースが考えられます。【サングラスがダサ見えしている人の特徴】
① 鼻の大きさが目立つ
② 顔の余白が増えたように感じる
③ 目が離れて見える
④ サングラスをかけたら昭和感が増す
⑤ 眉がなさすぎるor浮いた感じに見える
顔が大きく見える。鼻が目立つ、もしくは目立たなすぎてサングラスだけが浮いて見える。眉毛の主張が強くてサングラス姿がくどく見える、もしくは眉毛が見えなさすぎてもNGです。
これがしっくり! 似合っているサングラスとは
先にご紹介した特徴をすべてカバーしていれば、サングラスが似合わないと感じることなく上手にかけられます。
また、サングラスのフレームがクリアなものや、レンズの色が軽いのであれば、眉とリップに色素をしっかりと足しましょう。反対に黒ブチタイプやフレームが太めのサングラスなら、眉はやや明るめかつ太すぎないラインを作ると良いですね。
このほか、似合うサングラスを選ぶうえで特に重要なのが瞳孔間距離(PD)です。瞳孔間距離とは、左右の瞳の中心(黒目の中心)間の距離を指します。この瞳孔間距離とサングラスのレンズの中心の幅が近いほど、顔に自然に馴染むサングラス(メガネ)になります。着用時には、レンズの中央部分に黒目がほぼ位置しているかも確認してみてください。
合わせるヘアメイクやコーデも意識して
サングラスというのはアイテムそのもののオシャレさだけでは完成しません。サングラスを活かしたヘアメイクやコーデができて、初めてオシャレなサングラススタイルができあがります。気にするポイントがたくさんあると困ってしまいますが、せっかくなら完成度の高いサングラスコーデを目指してみてくださいね!
<文&イラスト/角佑宇子>
【角 佑宇子】
(すみゆうこ)ファッションライター・スタイリスト。スタイリストアシスタントを経て2012年に独立。過去のオシャレ失敗経験を活かし、日常で使える、ちょっとタメになる情報を配信中。2023年9月、NHK『あさイチ』に出演。