7歳の男の子・ココア兄と生後5カ月の女の子・チョコちゃんの日常を発信しているアカウント「チョコちゃん&ココア兄の日常」(@iam_choc745)がInstagramに投稿したある動画が話題になっています。
ココア兄はチョコちゃんのために、自らベビージムを工作。
奇想天外な発想をするココア兄が工作に目覚めたきっかけ、兄妹の関係性、そしてチョコちゃんに対するココア兄の溺愛っぷりなどについて、アカウントを運営しているママさんから話を聞いてみました。
大人の斜め上をいく発想「ストローでベビージムを作ろう!」
ストローでベビージムを作るという発想、すごく良いと思いました。ココア兄はどのような流れで「ストローでベビージムを作ろう!」と思いついたのでしょう?「ココア兄がストローのおもちゃで家を作っていたのですが、途中でチョコちゃんがすっぽり入ることに気づき、そこから家ではなくベビージム作りへと変わっていきました。
最初は重いぬいぐるみをぶら下げていたのですが、そうするとジムが壊れてしまったので、今度は軽いぬいぐるみを吊り下げてみたらちょうど良いベビージムが完成したみたいです」

「子どもの発想は豊かで、大人の斜め上をいくなあと思いました(笑)」
「自分を忘れないでほしい!」自らのイラスト入りマラカスを工作
今回のベビージム以外にも、ココア兄はチョコちゃんのためになにか手作りしてあげることが多いのでしょうか?「よく、チョコちゃんにお手紙を書いてきますね。最近では、チョコちゃんのポケモンカードを作ったりしていました(笑)。ほかにも、たくさんあります」

・赤ちゃんでも認識しやすい絵を自作。新生児には特に白色と黒色が認識しやすいと知り、白黒の絵を描いてあげた
・自分のイラスト入りのマラカスを制作
・トイレットペーパーの芯でモビールを制作


旅行後はしっかりお土産まで準備していたようです。
どんどん成長していくココア兄
今、ココア兄がチョコちゃんのために作ってあげようと予定しているものはありますか?「もうすぐ夏休みなので、休み中になにか作ると思います。『夏なので、涼しくなるものがいいねー』と言っていました。そういえば、ミルク缶を使ったものを途中まで作っていて、まだそのままになっています(笑)」
また、Instagramに「ココア 知育☺︎ 楽しいおうち遊び(海外のSTEAM)」(@k._.steam)というカンタン実験や工作の様子を発信するアカウントも開設したココア兄。彼が工作や科学に興味を抱くようになったきっかけを教えてください。
「実は、小学校に上がる前のココア兄は保育園・幼稚園が嫌いで、いつも泣いていました。でも、工作をしたり、私が作ったものやガラクタで遊んだり、お家遊びが充実してきたらなぜかすんなり幼稚園へ行けるようになったんです。
Instagramのアカウントは、お家遊びを続けるモチベーションの維持を目的に開設しました。最初は工作や遊びが中心だったのですが、次第に科学系のことにも興味を持ち始めたようです。それからは本や図鑑、海外のSTEAM教育(“自らつくっていく力”を育む教育)などからやってみたい実験をするよう発展していきました」
ココア兄がチョコちゃんを溺愛する理由
チョコちゃんのために自身の知見と技術を存分に活用し、楽しませてあげようとするココア兄。ママから見て2人はどんな関係ですか?「お互いに必要としている関係です。チョコちゃんはココア兄から言葉や動作を学び、ココア兄はチョコちゃんにただただ癒やされています。歳が離れているのに、本当に仲良しです」
たしかに、ベビージムの動画ではチョコちゃんのことを好きすぎるココア兄が“チュッ”とキスしています。なぜ、彼はチョコちゃんをこんなに溺愛しているのでしょう?

今は、帰宅して手洗い・うがいをしたらすぐにチョコちゃんのところへ行きます。

兄妹がお互いに与え合う良い影響
ココアお兄ちゃんとチョコちゃんの子育てをするなかで気をつけていること、意識していることがあれば教えてください。「兄のメンタルケアは意識しています。7歳も離れているので兄を大人のように思ってしまいがちですが、まだ小学2年生の男の子。ですので、定期的にココア兄と2人だけでファミレスへ甘いものを食べに行ったり、ポケモンセンターや公園に行ってデートしています」
2人には年齢差がありますが、そのことによってココア兄とチョコちゃんに良い影響はありましたか?
「チョコちゃんは兄がしていることに興味を持って、なんでもやろうとします。ココア兄はチョコちゃんから癒しをもらっているようで、『本当に癒される~』と言いながら遊んでいます(笑)。
あと、ココア兄はチョコちゃんが寝る前に絵本を読んであげるようになりました。ココア兄は文字を読む練習、チョコちゃんは言葉や絵本に親しむことができてきていると思います。この習慣をキープしてほしいです(笑)」

<取材・文/寺西ジャジューカ>