



ちょっとした工夫でさらにおいしい「山グルメ」
●冷やしそうめん・そば
山頂が寒い高山の場合は、温かい食べ物がとくにおいしく感じられますが、夏の低山ではそうめんやそばがおすすめ。
事前に茹でておいた麺を持っていき、山頂で水にさらしていただきます。流水麺を使えばさらに手軽に。めんつゆを氷と一緒にステンレスボトルに入れ、たっぷりの薬味でいただきましょう。
●焼肉・ステーキ
しっかり登山したあとは、やっぱりガッツリごはんがおいしいもの。凍らせた肉を持っていけば、焼くだけでごちそうになります。
事前に下味をつけ、ファスナー付保存袋に入れておくと手間いらず。バーナーに乗せられるミニサイズの鉄板を使えば、こんがり焼けますよ。
●お餅
疲れた体にお餅の優しい甘みがしみます。おしるこや雑煮のスープは、事前につくって凍らせて持っていきましょう。現地ではバーナーでスープを温め、お餅はフライパンで香ばしく焼くだけ。
磯辺焼きや納豆餅にするのも簡単でよいですし、スープはインスタントで代用しても◎。
●アルファ米で時短ごはん
炊き込みごはんやドライカレー、ピラフなど、いろいろな味を楽しめるアルファ米。フリーズドライなので、軽くて持ち運びにも便利。目玉焼きやチーズを添えれば、さらに満足度がアップ!
標高が高いと沸点が異なりお米を上手く炊くのが難しいので、山でカレーを食べたいときはアルファ米を持っていきます。災害時の非常食としても役立つので、ストックしておくと一石二鳥。
しっかりカロリー摂取を心がけて
登山は思った以上にカロリーを消費します。簡易的な計算式は、「〈体重(kg)+荷物(kg)〉×活動時間(h)×5」。55kgの人が3kgの荷物を背負って3時間歩くと、870kcalを消費する計算に。ガッツリ食べてもカロリーオーバーにはなりにくいので、このときばかりはダイエットのことを考えず、食べたいものを食べるようにしましょう。
カロリー不足の状態で行動すると、エネルギーが切れて動けなくなるリスクも。普段は野菜中心の方も、山では炭水化物とたんぱく質を中心にしっかり食べることが大切です。
<構成/女子SPA!編集部>
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