インパクト大な毛柄の猫ちゃんには、オンリーワンの魅力があるものです。マグルの猫さん(@chimakiningen)宅で暮らすミアちゃんは、なんと“牛柄”!
あまりにも個性的な柄に、SNSは大盛り上がり。
橋の下で保護された兄妹猫を譲り受けて
ミアちゃんは生後2~3週間の頃、橋の下に4兄弟でいたところを保護された子です。飼い主さんは2023年10月に、保護団体からミアちゃんと兄猫のダダくんを譲り受けました。
しかし、ひと眠りした後は室内の探検を開始。比較的早い段階で家や人間に慣れ、家族のそばで眠るようになりました。

「女の子なのに兄猫のダダよりも食欲があって、バクバク食べます。この前の健康診断では、お医者さんから『ちょっとおデブ』と注意を受けました(笑)」
兄猫にも「個性的な毛柄」が!
「実は私自身、あまり個性的な柄という認識がなかったので、SNSでみなさんからたくさんの反応を頂いてびっくりしましたし、牛柄の個性を再認識しました(笑)」そう語る飼い主さんによれば、ミアちゃんは牛柄ではあるものの、牛のようにおっとりとはしていないそう。猫は静かに眠るものだと思っていた飼い主さんは、爆音でいびきをかく姿に驚かされもしました。


性格の個性も違う2匹…家族が明かす「唯一の共通点」は?
2匹は毛柄だけでなく、内面的にも違う個性があります。牛柄のミアちゃんは基本的に甘えん坊ですが、抱っこなど嫌なことはハッキリ「嫌」と断固拒否する、お嬢様タイプ。
対して、ダダくんは家族だけに心を許す“忠犬タイプ”。猫が嫌がりやすい歯磨きや爪切りなどのケアも、大人しくさせてくれるお利口さんです。

性格は真逆でも、2匹は仲良し。おうちでは毎日、じゃれ合いの喧嘩や追いかけっこが繰り広げられています。

個性的な見た目や内面を褒めてもらいつつ、アクティブな日々を楽しむ2匹。
<取材・文/愛玩動物飼養管理士・古川諭香>
【古川諭香】
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291