趣味の登山やワークアウト、ダンスなど、75歳とは思えないほどアクティブに、そしてポジティブな日々を送っている市毛さんですが、その人生のモットーは意外なところに。ご本人にお話をうかがいます。
主演かそうでないかで演じ方は変わらない
市毛良枝(以下、市毛):わたしは、主演かそうでないかで演じ方が変わることは特にないです。若い頃、テレビドラマで主演していた時は長期の撮影になるので気負っていた部分もあったかもしれませんが、映画の時は東京と地方との往復もあったので忙しくて、ぼーっとして終わってしまいました(笑)。
「座長はこうあらねばならぬ」ということも関係ないと教わりました。今回はそれからとても時間が経っていましたし、ただ役として、文子さんとしてその場にいようと思いました。
――文子は、若い頃の夢だった「学び」の日々を謳歌する祖母ですが、人物像についてはいかがでしょうか?
市毛:幸せな人だなと思いました。夫にあれだけ愛されていて、すごくうらやましいですね。とても素敵な旦那様が深く愛してくださっていたことが、映画の中でどんどんわかっていきますよね。どこかで夫の世界の中で生きてきてしまったと思うかもしれませんが、でもその世界があったおかげで羽ばたけていると思うから、とても幸せな人だなと思います。
――この映画の公式サイトに「新しい体験をする文子さんに叱咤激励されつつ」撮影を終えたとコメントを出されていたかと思いますが、役から後押ししてもらうことは、よくあることなんですか?
市毛:撮影が暑かったものですから(笑)。昨年の夏も暑かったので、元気な文子さんだから頑張らないといけないと。というのも、文子さんは警察で怒ったり、ちょっと危なっかしい人に怒ったり、なかなか強気なんですよね。
「けっこう鬼軍曹だった」母親の介護を経験して
市毛:わたしはアイドル界に詳しくなかったので、バリバリのアイドルさんが来られるとイメージしていたのですが、かわいらしい好青年でいらして。普通にお話をして、普通に馴染んでいましたが、ある時テレビで豆原さんを拝見して、そのイケイケな仕事ぶりに驚きました(笑)。ふたりとも筋肉フェチだったので、筋肉の作り方の話で盛り上がりました。
――そして劇中では、母と娘の親子関係も描かれますね。
市毛:とてもリアルな関係だと思いました。とてもよくわかります(笑)。うちの場合、ちょっと母と子の関係が変わっていたようで。特に介護になってからは、わたしはそんなつもりはないのに母に厳しく当たっているように見えたらしくて。こういうことは人によっても見方が変わりますし、女同士なのでどうしても辛辣に見えることがあるのでしょう。
母親のリハビリの時はよくなってほしいという頭があるから、けっこう鬼軍曹だったと思うんですよね。
――それは本当に難しいですよね。当事者じゃないとわからないことも多々あったり。
市毛:そうなんです。もともと元気な人だったから元気になってほしいですし、母自身も元に戻りたいと思っていたので、そのためにはきつくなることもあったわけです。現実の親子って、そんなものじゃないかなと思いますね。
「90代の母にヒラメ筋が」年を取っても筋肉はつく
市毛:きっかけは登山でした。趣味の登山で運動する楽しさを知り、今はダンスもやっているのですが、肉体改造が趣味になりました(笑)。身体の形を変えることが好き。変える努力をすると、ちゃんと変わるんですよ。
そのためには、ちゃんと正しい筋肉が付かないとダメなんです。なのでちゃんと筋肉を付けるトレーニングをしていたら、楽しくなってしまって。豆原さんはもっとすごかったので、そういう話を毎日していました。
――その世代の方と共通の話題があることと、背筋などスタイルもキープされていて、素晴らしいですよね。
市毛:そんなことないんです。いろいろ問題がすでにあります(笑)。ご存知の年齢になってしまっているので、もっと早くやり始めれればよかったなと思うことはたくさんあるんですけど、でもそれでもやれば変わるんですよ。
親を介護していた時に、90歳の母にヒラメ筋がついたんです。リハビリの先生も驚いていらっしゃいましたが、歳を取っても筋肉がつくことを実践してました。それを見ているので、あきらめずにできるんです。本当に身体の形が少しずつでも変わるので、うれしくて。
筋肉はお金よりも頼りになる
市毛:大事です。いくらお金があっても足腰が悪くなり、身体が動かなくなったら、できることが減ってしまうじゃないですか。だから貯金じゃなくて、筋肉の貯金。よくあるフレーズですけれど、本当にそう思います。
――いつも思いますが、探究心と情熱が素晴らしいです。
市毛:登山や母の介護がきっかけではありますが、自分はオタクだということに本当に最近気づきました(笑)。自分では全然わからなかったんですよ、そうなんだ、みたいな。気づいてみるとまさにオタク気質でした。今でも何か面白いと思うとそこを追求してしまうんです。
――身体をつくると、気持ちも前向きになりますか?
市毛:なります。やっぱり病は気から! 陰の身体になると、心もダメだと思います。
「わりと人生なりゆきまかせ」
市毛:何かモットーを掲げて生きているのではなく、出会ったものが、自分のモットーのようになっていく人生だったと思います。山に出会ってのめりこんでみたら、そこから教えられたものが気づけば自分のモットーになっていたような感じです。偶然の出会いに飛び込んでみたら、そこからいろいろな扉が開けていく感じなんです。
それが結果的に学びにつながり、勉強大好き、趣味大好きみたいになったのですが、それもなろうとしてなったわけではなくて。わりと人生なりゆきまかせで、無理してこじ開けるようなことはなかった。
――環境が重要な要素だったわけですね。
市毛:母が面白い人だったということはありますね。今度出る本にも書いているのですが、介護の本ですが、変なおばあさんとそれに振り回された娘の話のようになっています。今思うと、母とわたしって似ていなくて、自由な母の方が女優にむいていたかも(笑)。
ただそのDNAはわたしに残っているはずだから、面白おかしく生きた晩年の母のDNAを自分の中に探して行こうと。そういうことを書きました。母によって鍛えられて、母はわたしの人生の修行の核のようでしたが、その愚痴もたくさん書いてます(笑)。
今後やりたいことは?
市毛:どこにでもありますよね。わたしの場合は、この映画のような確執はなかったですが、やっぱり子は、親に反発しますよね。
――最後にうかがいますが、今後やりたいことはありますか?
市毛:たくさんあるんですよ(笑)。前々から70代でダンサーになりたいって言っていたので、そういうことにしておきましょうか(笑)。実際になれなくてもいいんです。でも言ったもの勝ちと言いますか、自己満足でいいと思うんです。
身体を動かすのは本当に大事ですし、趣味の世界は種類は何でもいいから、いろいろな人と触れ合い、いろいろな可能性を追求することは絶対辞めちゃだめだなと思っています。
<取材・文/トキタタカシ 撮影/塚本桃>
【トキタタカシ】
映画とディズニーを主に追うライター。「映画生活(現ぴあ映画生活)」初代編集長を経てフリーに。故・水野晴郎氏の反戦娯楽作『シベリア超特急』シリーズに造詣が深い。主な出演作に『シベリア超特急5』(05)、『トランスフォーマー/リベンジ』(09)(特典映像「ベイさんとの1日」)などがある。現地取材の際、インスタグラムにて写真レポートを行うことも。
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