みなさん、こんにちは! ファッションスタイリスト&ライターの角佑宇子(すみゆうこ)です。

 パンツのシルエットは時代によってガラッと変化するもの。
2010年代にはスキニーパンツを筆頭に細身シルエットが主流となり、2010年代後半からは徐々にワイドパンツが広まりました。そしてワイドパンツが定着してから数年経った今、再びスキニーブームが返り咲きつつあるようです。

 そこで今回は、これから再来するスキニーブーム! 令和らしいスキニーパンツのコーデ例をご紹介します。

ハイファッション・海外セレブ間では人気は健在

 体型を隠したがる日本国内では、脚のラインがすっぽりと覆い隠されるワイドシルエットが根強く人気。ですが、海の向こうではスキニーブームが着実に浸透しているようです。その勢いは2023年頃から始まり、「ジバンシィ」や「ミュウミュウ」といった名だたるトップメゾンがこの時期を境にスキニーデニムをコレクションに登場させています。その影響もあり、昨年あたりから海外の著名人、インフルエンサーを中心にスキニーデニムを履く方が増えました

なぜ今? スキニーパンツが再流行!“脚が太いから無理”という...の画像はこちら >>
 とはいえ、昨今はスキニー以上にマムジーンズやバレルレッグジーンズなど、全体的にボリュームの出るデニムに注目度が上がっていました。そのためタイトで細身のスキニーデニムが再流行していると言われても、あまり実感が持てない方も多いはず。

 しかし、長く続くトレンドというのは、数年かけてジワジワと私たちの生活に浸透していくように広まっていきます。スキニーデニムも2023年頃からの仕込み期間を経て、今年および来年にはいよいよ本格的なブーム再来を巻き起こすのではないでしょうか。

 おしゃれ感度の高い方は、今からスキニーデニムコーデに挑戦していくと、今年以降の本格的なブーム再来の波にしっかり乗ることができそうですね!

令和だからできる、今っぽスキニーコーデ

 前回スキニーが大流行した頃のスキニーデニムの特徴といえば、とにかく伸びの良いストレッチ素材で脚にピタッとフィットするシルエット。それに対し、現在再流行しているスキニーデニムは、ストレッチが効いていない素材のものがほとんど。脚の形や肉感をあまり拾いすぎないものが今っぽいとされています。


 いわば、現在のストレートデニムと以前のスキニーデニムの間をとったような絶妙な細身シルエットが進化版スキニーデニムというわけです。

なぜ今? スキニーパンツが再流行!“脚が太いから無理”という人こそ試したい「令和版スキニーの嬉しい特長」
令和スキニー
 着こなしにおいては、とにかくアウターやトップスにボリュームを置くシルエット設計が、今っぽいです。ただし、パーカーなどのラフなものではなくオーバージャケットやファーコートなど、上品さや上質さを感じさせる素材と掛け合わせましょう。

 足元はピンヒール以外を選ぶのが鮮度アップのコツ。厚底ローファーや、メリージェーン、スニーカー、ワイドシルエットのロングブーツなど、こちらもトレンド感のあるアイテムを選ぶことでスキニーデニムの着こなしが古臭く見えるのを防ぎます。

上・中・下でボリューム調節をする

 スキニーデニムは、タイトなシルエットで脚を華奢に見せる効果をもたらします。しかし、頭のてっぺんからつま先、どこを見渡してもメリハリのない着こなしをすると一転して脚の太さが際立ちやすいので気をつけてくださいね。

 それを防ぐには、トップスorアウターにボリュームを出す。インナー・スキニーパンツでタイトさを強調する。再び足元にボリュームを出すという、ボリューム調整を行ないましょう。そうすると脚が細く見えるかつ、今っぽいおしゃれなスキニーコーデが完成しますよ。ぜひ、お試しあれ。


<文&イラスト/角佑宇子>

【角 佑宇子】
(すみゆうこ)ファッションライター・スタイリスト。スタイリストアシスタントを経て2012年に独立。過去のオシャレ失敗経験を活かし、日常で使える、ちょっとタメになる情報を配信中。2023年9月、NHK『あさイチ』に出演。インスタグラムは@sumi.1105
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