俳優で事業家のMEGUMIさん、俳優の剛力彩芽さん、お笑い芸人のヒコロヒーさんがレギュラー出演する『ダマってられない女たち』(ABEMA 毎週金曜よる10時配信)。

MEGUMI、全身タトゥー“美人彫り師”の生き様に感銘 最愛...の画像はこちら >>
 この番組は、さまざまな女性の生きざまに映像を通して触れ、自身の価値観などと照らし合わせながら、“女性の幸せとは何か”について、本音で語り合うトークバラエティです。


 番組では未婚のシングルマザーの道を選んだ伝説のキャバ嬢や、バスト130センチ超のMカップ女性など、さまざまな環境で力強く生きる女性たちに密着。その生々しい映像が、ネットを中心に話題を呼んでいます。すでにSeason2が配信されるなど、ABEMAの番組の中で人気コンテンツとなっています。

「女子SPA!」では収録現場を直撃し、MEGUMIさん、剛力さん、ヒコロヒーさんに番組にまつわる様々なエピソードを話してもらいました。

収録が終わると前向きな気持ちに

MEGUMI、全身タトゥー“美人彫り師”の生き様に感銘 最愛の祖母が自殺…その傷と共に過ごした半生「強烈に頭に残っています」
MEGUMIさん
――番組を通じて、さまざま女性の生き様を見られたと思いますが、どんなことを感じましたか?

MEGUMIさん(以下、MEGUMI):知らない世界を見させていただいたというか、当たり前だけど、人間の数だけいろんな考え方や生き方があるなと思いました。今までの自分の人生では経験できなかったようなことを、出演してくださった女性たちの人生を通して、見させてもらいました。

この番組には大変なご苦労を経験された方が、多く出演してくださっていますが、皆さんはそういった過去をポジティブに変換して、今は笑顔で過ごされているんです。その姿に、毎回パワーをいただいています。この番組の収録が終わると、“私も頑張ろう”と前向きな気持ちになるんです。

自分の選択肢の幅が広がっている感覚

MEGUMI、全身タトゥー“美人彫り師”の生き様に感銘 最愛の祖母が自殺…その傷と共に過ごした半生「強烈に頭に残っています」
剛力彩芽さん
剛力彩芽さん(以下、剛力):人生の選択肢の幅を広げさせてもらっています。お仕事をしていると“これができない・あれができない”など、日々、コンプレックスみたいなものを感じることがありますが、そういう閉じこもった気持ちをオープンにしてもらっています。

番組収録とはいえ、初対面のスタッフの方々にここまで深い話をするというのは、なかなかないことだと思います。だけど、出演者の方々は飾らずにありのままを話してくださる。その姿が、かっこいいし、素直に生きることの素晴らしさを、学ばせていただいています。


MEGUMI、全身タトゥー“美人彫り師”の生き様に感銘 最愛の祖母が自殺…その傷と共に過ごした半生「強烈に頭に残っています」
ヒコロヒーさん
ヒコロヒーさん(以下、ヒコロヒー):番組では、いろんな価値観を目の当たりにしたんですけど、私は結構ひねくれた人間なので、すべてをストレートには受け取れないんです。

でも、スタジオで、MEGUMIさんや剛力ちゃんの意見を聞いていると「確かにな。そういう柔らかい見方もあるか」と、気づかせてもらえる。私と同じように“ひねくれたお姉さん”たちにも、一度見ていただいたら、柔らかく物事を見られるようになるのかもしれないです。

MEGUMI:みんなさまざまな事情を抱えているけれど、とにかく頑張って暮らしているんですよね。日々、生きていると自分の中にモヤモヤするものが生まれ、“ちょっと頑張れそうにない”みたいなモチベーションになることもあるじゃないですか。そういうときに、エナジーをもらえる番組なんじゃないかな。

MEGUMIにインパクトを与えた“タトゥーアーティストの生き様”

MEGUMI、全身タトゥー“美人彫り師”の生き様に感銘 最愛の祖母が自殺…その傷と共に過ごした半生「強烈に頭に残っています」
MEGUMIさん、剛力彩芽さん
――MEGUMIさんが、Season2に出演された女性で特に印象に残った方は?

MEGUMI:私は全身にタトゥーが入っていた、美人彫り師・てんてんさん(#9で特集)のインパクトが強かったです。

――どういったところが?

MEGUMI:てんてんさん(番組登場時の年齢は32歳)は、20歳のとき、育ての親で最愛のおばあさまが自殺されたという過去をお持ちの方なんです。そんな大切なおばあさまが自殺するって、ものすごくショッキングな出来事ですよね。以降、てんてんさんは、生きる気力を失い、そこから自分の体にタトゥーを彫るようになるんですけど、その一連のエピソードは強烈に頭に残っています。

VTRでは「(乳輪に)タトゥーを入れても痛みを感じなかった」と仰っていたんですが、彼女が深い傷を負ったことを物語るエピソードだと思いました。
でも、次第に自分の体にタトゥーを彫ることが生きる活力となり、今ではかっこいいタトゥーアーティストとして活動をされている。その生き様はドラマチックで圧巻でした。

そんな壮絶な過去を持っているてんてんさんですが、VTRで見せる姿は凛とされていて、かっこいい。深い傷を負ったからこそ、優しくて強い人になったんだと思います。32歳とまだ若いけれど、彼女の人生にはものすごく奥行きがあって、チープな言い方ですが、グッとくるものがありました。ぜひ、多くの方に彼女の生き様を知って欲しいですね。

MEGUMI、全身タトゥー“美人彫り師”の生き様に感銘 最愛の祖母が自殺…その傷と共に過ごした半生「強烈に頭に残っています」
左から、ヒコロヒーさん、MEGUMIさん、剛力彩芽さん
<取材・文/中山洋平 撮影/藤木裕之>

MEGUMI、全身タトゥー“美人彫り師”の生き様に感銘 最愛の祖母が自殺…その傷と共に過ごした半生「強烈に頭に残っています」
MEGUMIさん


MEGUMI、全身タトゥー“美人彫り師”の生き様に感銘 最愛の祖母が自殺…その傷と共に過ごした半生「強烈に頭に残っています」
剛力彩芽さん


MEGUMI、全身タトゥー“美人彫り師”の生き様に感銘 最愛の祖母が自殺…その傷と共に過ごした半生「強烈に頭に残っています」


MEGUMI、全身タトゥー“美人彫り師”の生き様に感銘 最愛の祖母が自殺…その傷と共に過ごした半生「強烈に頭に残っています」
左から、ヒコロヒーさん、MEGUMIさん、剛力彩芽さん


MEGUMI、全身タトゥー“美人彫り師”の生き様に感銘 最愛の祖母が自殺…その傷と共に過ごした半生「強烈に頭に残っています」
左から、ヒコロヒーさん、MEGUMIさん、剛力彩芽さん


【中山洋平】
1983年生まれ。群馬県前橋市出身、埼玉県川越市育ち。主にエンタメ分野のニュース・インタビュー記事を執筆。サウナ、ビジネスホテル、ファッション、Mリーグ、ボウリング、The Beatles、サザンオールスターズ、坂道シリーズ、お酒を好む。X:@yhinakayama
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