普段は朝から午後まで学校に行っている子どもたち。でも、夏休み中は家にいることも多かったと思います。
つまり、親子で一緒にいる時間が長かったということ。

 3人の男児のママであるsayumi.34さん(@sym.n.41)は、8月にThreadsへある画像を投稿しています。

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 それは、小6の長男くんがママ・sayumiさんに密着して制作した夏休みの自由研究「お母さんの一日」でした。

 その内容が、またすごいんです。sayumiさんの一日の行動を朝から晩まで詳細に記録。お母さん(sayumiさん)の毎日は、こんなタイムスケジュールになっていました。

6:45 起床
7:00 朝ごはんの準備
7:15 みんなを起こす
7:20 洗たくをかける
7:30 三男の幼稚園の準備
7:40 自分の準備(お母さん)
8:00 小学生組を見送り
8:05 三男を着替えさせる
8:25 三男送り
9:00 洗たくをほす
9:20~10:00 そうじや、家事
10:15~12:00 買い物
12:00~13:00 おひるごはん
13:00~14:15 テレビをみる
14:30 三男のお迎え
15:00~17:00 子供達をみたり、怒ったり、夕ごはんの準備
17:30~18:00 おふろ
18:30~19:30 夕ごはん、片付け
19:45~20:30 みんなでぐだぐだ
21:00 ねる部屋にいく
22:00 子供達がねたら、自分の好きな事をする
22:30 ねむくなったらねる、ねれなかったらカップラーメンを食べる

 最後は、<感想>として長男くんの気持ちが綴られています。

「すごく大変だと思ったし、ストレスが溜まる理由が分かりました。お母さんに、お休みはないことも分かりました。これからも困らせないようにしたいです。」

小6男子の自由研究「お母さんの一日」が面白すぎる!最後に書かれていた“感想”にほっこり
ノートの感想部分
 長男くんの自由研究を見たsayumiさんは、「ストレスが溜まる理由が分かったみたいなので笑 研究した甲斐があったね」とThreadsに投稿。たしかに、この自由研究を見て世のお母さんの忙しさを再認識しました。特に、朝から昼にかけての分刻みの慌ただしさといったら……。


 なぜ、長男くんは自由研究にこのテーマを選んだのか? 完成した自由研究を見たsayumiさんの気持ちは? お母さんの大変さを知ってから長男くんの態度は変わったか? ……など、気になることをsayumiさんに聞いてみました!

日々、「大変だ」と口にする母を見て自由研究のテーマに選んだ

――なぜ、長男くんは「お母さんの一日」をテーマに選んだのだと思いますか?

sayumi:私が日々、「お母さん、大変だわ」という話をしていて(笑)。その姿を見て思いつたみたいで、「お母さんの一日を自由研究にしたいな」と言われました。最初は「自由研究になるのかな?」と思ったんですけど、細かくちゃんとメモしてくれていて。「ちゃんと観察してもらってるな」と思いました(笑)。

――Threadsに「ストレスが溜まる理由が分かったみたいなので(笑)。研究した甲斐があったね」と投稿されていましたが、「こんなに大変な毎日を送ってるのか」と息子さんは驚いたかもしれないですね。

sayumi:はい。ありがたいことにそう思ってもらって。

――自由研究には起床から就寝までのsayumiさんの行動がすべて記録してありました。sayumiさんが起きる前から寝るまで、長男くんはずっと密着していたのでしょうか?

sayumi:起床する時間は私と長男がほとんど一緒で、次男と三男が私の起きる時間をメモしてくれていました。夜遅い時間に関しては「だいたい、こんな感じだったよ」と私が教えてあげて。

――それ以外の時間は、長男くんがノートにまとめながらずっとsayumiさんについて回っていた?

sayumi:そうですね、はい。

――実際に密着されたsayumiさんは、長男くんを変に意識してしまうようなことはありましたか? それとも、普段の一日を見せてあげた?

sayumi:もう、普段でしたね。
記録されているのを忘れちゃうぐらい普通に過ごしていたので。

――特に構えることなく、本当に「お母さんの一日」を見せてあげたんですね。

sayumi:はい、そうですね。

結婚した後、「母親は大変」と思い出すことができるはず

――この自由研究はデータが詳細でおもしろいです。たとえば、15~17時は「子供達をみたり、怒ったり、夕ごはんの準備」と書いてありました。

sayumi:ハハハ!

――22時半になったら「ねむくなったらねる、ねれなかったらカップラーメンを食べる」。必要以上に詳細な事実が残されていますけど(笑)。

sayumi:ちょっと恥ずかしい(笑)。

――「そこまで書くなんて……」と思いました? それとも「一生懸命やってくれたんだな」と思いましたか?

sayumi:完成形を見たとき、「これは消して!」なんてちょっと言えないというか。「恥ずかしいなあ」とは思いつつ(笑)。でも、私的には「恥ずかしいけどおもしろい」という気持ちのほうが勝って。<感想>も「お母さんが大変なことわかった」って書いてありましたし。

――「それはちょっと書かないで」と制止しなかったんですね。
たしかに、自由研究は学習の一環ですし、そこでお母さんからストップをかけてしまうのは違いますもんね。


sayumi:そうですね。もし、いつか結婚して息子が夫や父親になったとき「そういえば、自由研究であんなことをやったな。母親って大変だな」って思い出すこともできます。数年後、改めて「母は大変なんだな」と感じられる材料になるかなと思っています。

――それは私も思いました。特に、朝から昼までの分刻みの慌ただしさといったら……。改めて、「母は忙しい!」と再認識しました。

sayumi:ありがとうございます。

――「母はこんなに忙しいんだ」という事実を、世の子どもたちやパパさんたちに知ってもらいたいという思いはsayumiさんにありますか?

sayumi:Threadsに自由研究の内容を投稿したのですが、どちらかというと「ほかのママさんにも共感してもらえたらうれしいな」という気持ちが強かったです。「みんな、こんな感じだよね?」って。

あと、私は専業主婦なのですが、主婦は「暇だ」と言われがちなんです。
だから、「主婦は主婦でいろいろ大変なこともあるんだよ」と子どもたちやパパさんたちに思ってほしくて(笑)。

自由研究をつくった後、率先してお手伝いしてくれるように

――でき上がった自由研究を見てどう思いましたか?

sayumi:まず、おもしろかったです(笑)。あと、「大変さをわかってもらえたのかな」と思いました。

――自由研究を制作した後、母の大変さを知った長男くんの態度は変わりましたか?

sayumi:もともと、お手伝いは結構してくれていたんです。でも、昨日の夕方、私が疲れてちょっと横になっていたのですが、起きたら洗濯物を畳んでくれていました。

――おおーっ、素敵!

sayumi:「自分から動いてくれるようになったんだな」と思いました。言わなくてもやってくれるようになりました。

――小6の頃の自分を振り返ると、私は親から言われたことしかやらなかったです。

sayumi:そうですよね? 私もそうでした。もしかしたら、全然やってなかったかもしれない。でも、「やってくれたの?」と長男に聞いたら「うん、お母さん大変だし」って。早くも自由研究の甲斐が(笑)。

――ちょっと感動ものですね。


「大変だと思った」で済まさず「困らせないようにする」と誓う

――自由研究の最後に書かれた<感想>も素晴らしかったです。「お母さんに、お休みはないことも分かりました。これからも困らせないようにしたいです」って。

sayumi:その感想もおもしろいなと思いました。そんなふうに思ってくれたんだなあって。「大変だと思いました」まではわかるんですが、「困らせないようです」って今後につながる感情が出たところが驚きです(笑)。

――いい話だけで終わらせない長男くんの気持ちですよね。

sayumi:そう、反省して「自分もがんばります」というところまで書いていたのが(笑)。すごいなあと思いました。

――しかも、口だけじゃなく実際に洗濯物を畳んでいましたからね。実際に成果として表れている。

sayumi:はい、行動につながっているなと思いました。


――普段の長男くんはどんな性格の子ですか?

sayumi:彼は本当に長男という感じです。しっかり者。2人の弟たちに指示を出して、「あれをやるぞ!」と呼びかけるタイプなんです。

――お母さん想いの子ですか?

sayumi:そうですね。結構、私の顔色を伺う節が……(笑)。私が疲れてどうしてもイライラしてしまうと、弟たちに「ほら、おもちゃ片付けるぞ!」と言ってくれたりします。……今、質問されて「長男は私のことを結構見ているんだな」と改めて思いました。さらに、自由研究で私を観察してくれて。

――リーダーシップがありつつ、言葉はアレですけど中間管理職的な感じもありますね(笑)。

sayumi:そうかもしれない。そっち系ですね(笑)。

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 この自由研究は、お母さんにとって大きなプレゼントです。「毎日、がんばってきてよかった」とsayumiさんは報われた気持ちになったと思います。

 しかも、その後は率先してお手伝いしてくれるようになったという長男くん。母をサポートする子になったし、結婚後は妻を思いやる夫になれそうな気がします。

 とても有意義だった、今回の自由研究。長男くんはいい着眼点をしています!

<取材・文/寺西ジャジューカ>
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