元サッカー界の貴公子として知られる父デビッド、かつてトップアイドルだった母ヴィクトリア、かわいい4人の子供たち……「完璧な家族」と思われていたベッカム家に異変が起きている。長男のブルックリンがついに家族との確執を認め、「和解は望まない」と決別宣言した。


 米俳優ニコラ・ペルツとの結婚後、嫁姑問題が浮上し、近年は家族と疎遠状態にあるといわれていたブルックリン。SNSで「家族より妻」をしきりにアピールする長男に対し、デビッドとヴィクトリアの反応は……?

「監視されているみたい」妻の目タトゥーが波紋

 ブルックリンの体に無数に刻まれたタトゥー。どうやら、ここにも両親への反発心が現れているようだ。

 イギリスのタブロイド紙『ザ・サン』によると、ブルックリンは昨年6月、肩に刻まれていた「Mama’s Boy(ママの愛息子)」のタトゥーを消去。妻ニコラのウェディングブーケを模した花の模様で塗りつぶしたという。

 彼が18歳の時、母ビクトリアへの愛情と忠誠を誓って刻まれた「Mama’s Boy」タトゥー。それを消すということは、かつて「お母さんっ子」だった自分を捨て、これからはニコラの夫として生きていくという、母への痛烈な拒絶メッセージではないかと受け取られている。

 また彼の背中には、結婚前にニコラからもらった「ラブレター」のタトゥーも。「私の永遠の少年へ。不安になったらいつでもこれを読んで」などといった愛の言葉がぎっしりと刻まれている。

 さらに世間をぎょっとさせたのは、首の後ろに描かれたニコラの「目」。そのすぐ下には、彼が生まれた英ロンドンの病院の位置を示す数値が刻まれている。

 自分の生誕地を示す文字の上に、妻の目のタトゥー……。
一部からは「不気味」「奥さんに監視されているみたい」といった声も上がっている。

 最近は、そうしたタトゥーをSNSで露出する機会も増えていて、「親よりも妻」という姿勢を明確に示していると見られている。

家族との和解は望んでいない

 英サッカー界の元スーパースターである父デビッド、元スパイスガールズのメンバーで現在はファッションデザイナーとして活躍する母ヴィクトリアを両親にもつブルックリン。世界有数のセレブ一家で育ったブックリンだが、実は妻ニコラの実家も超リッチな一族として知られている。

 ニコラの父ネルソン・ペルツ氏は、大企業の顧問をつとめながら、投資家として財を成した大富豪で、その資産規模はベッカム家をゆうに上回るそう。そのため「ブルックリンは“逆玉の輿”に乗った」ともいわれている。

両親に絶縁宣言したベッカム家長男。逆玉婚の妻に捧げたタトゥー...の画像はこちら >>
 交際期間1年足らずで婚約した2人は、2022年に結婚。米フロリダにある大邸宅で、豪華な結婚式があげられた。しかし、ほどなくしてビクトリアとニコラの嫁姑問題が取り沙汰されるように。

 最近では、家族の集まりにも参加せず、ベッカム家と疎遠になっていると噂されていたブルックリン。現地時間1月19日、インスタグラムストーリーで6投稿にわたり声明を発表した。

 最初の投稿でブルックリンは「家族との和解は望んでいない」と明言。「長年沈黙を守り、問題を公にしないようにしてきました。
でも両親とそのチームがメディアに情報を流し続けたため、真実を語るしかないと思いました」と述べ、「自分は操られてなんかいません。人生で初めて自分の意志を貫いているのです」と主張した。

 次の投稿では、デビッドとヴィクトリアが「結婚前から僕たちの関係を壊そうとしていた」と非難し、驚きの事実も明かした。

「母は土壇場でニコラのウェディングドレスの制作をやめました。それで妻は、急遽新しいドレスを探さなければいけなかったのです」
「両親は、私の名前に関する権利※を放棄するよう、繰り返し圧力をかけてきました。私が拒否したことで(彼らが手にするはずだった)報酬に影響が出たため、それ以来、両親の私に対する態度は一変しました」

※ベッカム家は、2017年にブルックリンを含む4人の子どもたちの名前を商標登録し、家族のブランドイメージを統一して管理している。結婚に伴い、一家のブランド権(名前を使ったビジネスの主導権)がニコラ側や外部に渡ってしまうことを防ごうと、デビッドとヴィクトリアはブルックリンに名前の商業的権利を手放すよう求めたと推測されている。

衝撃告白「母に奪われた」「両親から絶え間ない攻撃」

「結婚式前夜には、家族から『ニコラは血の繋がりがない』『家族ではない』と言われました。家族に自分自身の意見を主張すると、両親から公私にわたって絶え間ない攻撃を受けるようになりました。兄弟さえも、SNSで私を攻撃してくるようになり、昨年夏にはいきなりブロックされてしまいました」

 次々に衝撃の事実を明かしたブルックリン。結婚式での屈辱的な出来事も告白した。

「僕は妻とロマンティックなファーストダンスを踊るはずでした。それなのに、そのファーストダンスは母に奪われ、僕は500人の前で母と踊ることになったのです。
これまでの人生で最も屈辱的でした」

 また「ニコラはこれまでずっと、家族からひどい扱いを受けてきました」としつつ、「それでも私たちは家族との関係修復に努めてきた」と主張。「昨年5月には父の誕生日をお祝いしようとしたものの、面会を拒否された」としている。

 そして、ブルックリンは自らの家族についてこう表現した。

両親に絶縁宣言したベッカム家長男。逆玉婚の妻に捧げたタトゥーが「不気味」と波紋呼ぶ
長男に「ベッカムブランドが最優先」と批判されたデビッドとヴィクトリア
「私の家族は、『ベッカムブランド』が最優先なのです。家族の『愛』は、SNSにどれだけ投稿したか、あるいは家族のシャッターチャンス(宣伝写真)に早く駆けつけ、ポーズを決めるかによって測られるのです。『完璧な家族』と見せるために、私たちは何年もあらゆるファッションショーやパーティー、宣伝活動にわざわざ足を運び、サポートし続けてきました。それなのに、ロサンゼルスの火災の際、避難を余儀なくされた犬たちを救うために妻が母の助けを求めたとき、母はそれを拒絶したのです」

 また妻に支配されているという噂を「事実は全くの逆」と一蹴し、「私は圧倒的な不安を感じながら育ちました。家族と離れてから、人生で初めてその不安が消えたのです。毎朝、自分が選んだ人生に感謝しながら目覚め、安らぎと解放感を感じています」と打ち明けた。

 そして最後には、こんな切実な思いが綴られている。

「妻も私も、世間のイメージやメディア、あるいは誰かの意図的な操作によって形作られるような人生は望んでいません」

父ベッカムは意味深コメント、母ヴィクトリアはダンマリ

 ブルックリンの告白に対し、これまでのところ、父デビッドは直接的な反応は示していない。ただ、“爆弾投稿”の直後に受けた金融番組『Squawk Box』のインタビューで、こんな発言をしている。


「子供とは間違いを犯すもので、間違っても構わない。そうして学ぶのだから。それを僕は自分の子供たちにも教えようとしています」
「そのためには、子供たちに間違いを犯させることも時には必要です」

 一方、この問題について沈黙を続けているヴィクトリアは、フランス芸術文化勲章シュヴァリエを受章。パリで行われた授賞式に出席し、「私のビジョンを信じ続けてくれる両親と子どもたちに感謝したい」と家族に感謝を表した。

 式典には、夫デビッドと次男のロメオ、三男のクルス、長女ハーパー、さらにはロメオとクルスの恋人たちも同伴。ブルックリンとの不和が報じられるなかで、家族が結束している様子を見せた。

『ザ・サン』紙によると、現在、数億円でブルックリン側の話を本にする計画が進行中とのこと。さらに、ブルックリンとニコラにはテレビインタビューで真相を語るオファーも提示されているというが……。

“リッチでハッピー”な家族として羨望を集めてきたベッカム家はどこに向かうのか? その先行きに世界が注目している。

<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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