芸能界には、父親が元プロ野球選手の「2世タレント」が多く存在する。桑田真澄氏を父に持つMattをはじめ、中日ドラゴンズなどに在籍した山田和利氏を父に持つ俳優・山田裕貴などが有名だ。


また、監督としても手腕を発揮した工藤公康氏の息子・工藤阿須加は、ドラマや映画に数多く出演し人気を博している。女優・吹石一恵の父は近鉄バファローズなどで活躍した吹石徳一氏。元AKB48の倉持明日香などもプロ野球選手を父に持つことを公表している。他にも、父親が元プロ野球選手のタレントは枚挙にいとまがない。

そこで今回は、あまりメディアで大きくは紹介されていないものの、実は「父親がプロ野球選手」という意外な背景を持つタレントを4人紹介したい。

広島の名将を父に持つ「慶應卒の才女」

1人目は、広島東洋カープの監督としても活躍した緒方孝市氏と、タレントの緒方かな子を両親に持つ、声優の緒方佑奈だ。緒方は慶應義塾大学を卒業した才女としても知られ、2019年には声優ユニット「DIALOGUE+」のメンバーに就任。アニメ『ポケットモンスター』や『CUE!』などの作品に出演しており、今後のさらなる飛躍が期待される若手声優の一人だ。

また、母親譲りの美貌も注目を集めており、多くの写真を投稿している公式Instagramはフォロワー数が1.4万人を突破。その多才ぶりで着実に人気を広げている。

「ガッツ」の長女は…外野席で叫ぶ超ガチ勢?

2人目に紹介するのは、日本代表として2004年のアテネ五輪で銅メダルを獲得した小笠原道大氏の長女、小笠原まゆだ。現在はフリーのタレントとして活動しており、イベントMCやナレーションなど、その活動の幅を広げている。

日本大学芸術学部で演技を学んだ経歴を持ち、女優としては舞台『永遠の一秒』のヒロイン役でデビュー。SNSでは野球関連の発信も多く、公式プロフィールでは「ドラゴンズを応援し始めて12年目。
普段は外野応援席で試合観戦しています」と明かすなど、筋金入りの野球好きとしても注目されている。

BMSGの新グループに所属、父は4球団で活躍した名選手

さらに3人目は、SKY-HIがCEOを務めるBMSGのオーディションプロジェクト『THE LAST PIECE』から誕生した、STARGLOWに所属するRUIだ。RUIは、昨年10月放送の『夜明けのラヴィット!』(TBS系)に出演した際、父親が元プロ野球選手の川島慶三氏であることを公表し話題となった。

父・慶三氏は、日本ハム、ヤクルト、ソフトバンク、楽天の4球団で活躍した名選手。2022年に現役を引退した後は楽天やオリックスでコーチを歴任し、現在はオリックスの打撃コーチを務めている。

そんなRUIが所属するSTARGLOWは、BMSGの新たな5人組ボーイズグループとして大きな期待を寄せられており、今後は親子でのテレビ共演も実現するかもしれない。

名捕手の娘は早大生、マラソン企画の激走で話題の美女

そして最後に紹介するのは、西武ライオンズやソフトバンクなどで活躍した名捕手・細川亨氏を父に持つ、モデルで女優の細川愛倫だ。現在は早稲田大学に在籍中の現役大学生。昨年放送の『オールスター感謝祭’25秋』(TBS系)では、名物企画「赤坂5丁目ミニマラソン」に参加し、その激走が大きな話題となった。

また、『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)への出演やプロ野球中継でのゲスト出演など、多方面で活躍。バラエティ番組でも存在感を発揮しそうな華やかさがあり、今後が期待される存在だ。

ここまで、父親が元プロ野球選手だとは意外に知られていない4人の2世タレントをピックアップした。

活動ジャンルは三者三様だが、勝負の世界で生きてきた父親譲りの勝負強さと、幼い頃から身近に感じてきたプロフェッショナルな背中は、彼らにとっても大きな指針となっているはずだ。
偉大な父親の影に隠れるのではなく、そのDNAを武器に各業界でどのような新しい輝きを放っていくのか。これからの4人の飛躍から目が離せない。

<文/ゆるま小林>

【ゆるま 小林】
某テレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。退社後、フリーランスの編集・ライターに転身し、ネットニュースなどでテレビや芸能人に関するコラムを執筆
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