40代で相談に来られる方も多いです。現在の日本で、40代で未婚の割合は、男性が約3割、女性が約2割にのぼります(2020年国勢調査、未婚=結婚したことがない人)。婚活が長期化して疲弊してしまっているアラフォ―以上の、リアルな状況をお伝えしたいと思います。
お見合いで断られてしまった40代女性の場合
まずは、幸子さん(仮名・40代半ば)のケースです。マッチングサービスで、お見合いをした時の話をしてくれました。幸子さんが、お見合いの待ち合わせ場所に少し遅れて到着すると、すでに相手の人らしき男性が立っていました。
「コウジさん(仮名)ですか?」と声をかけると、相手は驚いた表情で幸子さんを見つめたといいます。
お見合い自体は特に盛り上がらなかったけれど、幸子さんは「選り好みしていられない」と思い、YESの返事を出しました。しかし、結果は相手からのお断りでした。
後日、幸子さんに、マッチングサービスに登録している写真を見せてもらいました。写真ではスカートを履いた、きれいめな服装。でも、実際に会った日の服装は、仕事帰りのようなブラウスとワイドパンツだったそうです。
推測ではありますが、男性の目には、写真と別人のように映った可能性は高いと思います。
眉毛を描くだけのメイク
婚活で女性が断られる理由として最も多いのは、実は「写真と実物の印象が違う」ことです。幸子さんのメイクは、ファンデーションを塗り、眉を描いているのがわかる程度。眉毛もやや時代を感じる形です。チークや口紅は使っていません。お見合い当日も、今と同じようなメイクだったと思う、と本人は話します。
幸子さんは目が大きく、顔立ちは悪くないのです。でも、朝のメイク時間は10分ほど。チークやコンシーラー、口紅は持っているものの、普段は使わず、日焼け止めとファンデーション、眉毛を描くだけで完成させているそうです。
婚活において、容姿が人気を大きく左右するという厳しい現実があります。幸子さん自身も、それは頭ではうっすらわかっているし、自分が「おしゃれに気を使っている女性」ではないことも理解しているようです。それでも、なぜ変えられないのでしょうか?
就職氷河期世代で、おしゃれする余裕もなかった20代
幸子さんは20代の頃、職場で「外見に気を使った方がいいよ」「女でしょ」と言われたことがあるそうです(20年前はこんな“不適切な発言”が平気でされていたのです)。当時のメイク時間は5分程度でした。いわゆる就職氷河期世代の幸子さん、20代の頃は非正規雇用にもかかわらず責任だけが重いブラックな職場を転々としていました。
初めて正規雇用で働けたのは30代に入ってから。30代半ばで婚活を始め、少しずつスキンケアやメイクも見直し、20代の頃よりは時間をかけているといいます。
「おじさんとの出会いで、もう心を削られたくない」
婚活歴は長いけれど、活動ペースはゆるやかで、現在は月に1回イベントなどに参加する程度。「本当に素敵だと思った人がいたときは、20分くらい時間をかけておしゃれしたこともありました。でも、この年になるとそういう人はほとんどいないし、いてもマッチングしません。若い頃は今より婚活の優先順位が高かったけれど、それでも結果が出なかった。今はもう、そこまで優先順位を上げられません」
「断られたからといって反省しすぎると、自分を否定することになる。それだとメンタルが持ちません。生活も大変なのに、二度と会わないおじさんとの出会いで、これ以上心を削られたくないんです」
静かに、そう本音を明かしてくれました。
幸子さんが特別なわけではありません。
「相手から選ばれるには…」という視点が不足?
そこで、婚活が長期化するミドル世代の結婚観・恋愛観を探るため、独身専用コミュニティ「シンパティ」の協力を得て、男女12名(男性5人、女性7人)に集まってもらいました。
集まってくれた男女12名に、以下の中から「最も近い考え方」を1つ選んでもらいました。
1.運命の人はどこかにいていつか出会える(0人)
2.運命の人は会えば分かる(女性1人)
3.男女の違いを理解すれば結婚できる(女性5人)
4.魅力(外見・服装・ヘアメイクなど)を高めれば結婚できる(0人)
5.魅力(内面・コミュニケーション力、生活力など)を高めれば結婚できる(男性2人)
6.たくさん出会えば両想いになれる人が見つかる(男性3人、女性1人)
男性は「出会いの数(上記の6)」を重視し、女性は「男女の違いの理解(3)」を重視する傾向が見られました。
「出会いの数」は確かに大切です。でも、10人会って10人に断られる人は、100人に会っても同じ結果になりやすいのです。「男女の違いを知ること」も重要ですが、それで結婚できるわけでもありません。
一方で、「相手から選ばれる」という視点、特に「外見の魅力(4)」を高める必要性を挙げた人は、男女ともゼロでした。
40代男性は、若い女性に申し込んで敗退する
複数の人が同時に利用する出会いのプラットフォームでは、人気の高いユーザーと、そうではないユーザーに分かれていきます。これは就職活動とよく似ており、“市場原理”が働くことで人気格差が開いてしまうのです。女性の場合は、婚活のボリュームゾーンがアラサーである以上、アラフォー以上の女性は年下女性と同じ土俵で比較されているという現実があります。
例えばマッチングアプリでは、45歳の男性が検索する女性の平均年齢は31~43歳です。
スマホ画面に対象年齢の女性の写真が並ぶと、感覚的に「かわいい」と思った相手に「いいね」を送っていくわけです。
その結果、アラフォー以上で同年代男性から多くの「いいね」を集める女性は、若い女性と並んでも見劣りしない、いわゆる“美魔女”に偏りやすくなります。
一方で、実際にマッチングが成立するのはほぼ同年代同士であることが多いです。そのため、男性が年下女性に送る大量の「いいね」は、ほとんどがマッチングに至らず、実質的には消えていくのです。
相談所で心が折れたミドルが向かう先は
もちろん、婚活では外見以外の理由で断られることも多くあります。シンパティ会員の恵さん(仮名・30代後半)は、結婚相談所で2年ほど活動した経験がありますが、心が折れてしまって休会中。現在は、婚活のメインはシンパティです。
「結婚相談所は、1回会っただけで判断しなければいけないのが苦痛でした。写真と違う人が来ることもよくありました。自己紹介文に『趣味は旅行』と書いてあったのに、2年前に1回社員旅行に行っただけ、という人もいて……決め手が見つからないんです。シンパティのようなコミュニティ型ならミスマッチが少ないです」
真剣交際に進みそうになった相手もいましたが、決め手がなく迷っているうちに断られることが続き、心が折れたといいます。
「私も、いい人だけど手をつないだときに生理的に無理だと感じてしまって、何も悪くない相手を断ったことがあります。断るときも、すごくつらいです」
楽しい出会いが結婚につながるとは限らない?
恵さんによると、現在の独身コミュニティは、決断で消耗しない点が魅力だといいます。「自分でイベントを企画して、参加者を集められるんです。先日は前から私が行きたかったお店での飲み会を企画して10人集まりました。盛り上がって二次会にも行きました。年齢的に、飲み会に呼べる友達も減るので居心地はいいですね。ただ、シンパティは同世代の男性会員が少ないので、もっと増えたらいいなと思っています」
ただ、楽しい出会いはあるものの、結婚につながる縁はまだないそうです。楽しいからこそ、周りの空気を読みすぎて縁を逃したと感じたことも。在籍が長くなりベテラン感が出てきてしまったため、そろそろ別の出会い方との並行も検討しているそうです。コミュニティ型も、メリットとデメリットがあるようです。
未婚率が上がる一方のこの国で、40代の婚活はどこに向かうのでしょうか。
<文/菊乃>
【菊乃】
恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。
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