ミキティこと藤本美貴さんも、2026年2月26日で41歳。時の流れを感じますが、ミキティは<「変わらなきゃいけない」と思ったことがありません。
「変わらなくていい」と思っているわけではなく
>と語ります。

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40代、鋼のメンタルはどう作られたのか?

『まいにち生き返る ミキティ語録2』(CEメディアハウス、2025年11月)は、どのページにも刺さる言葉しかない、100の“人生格言”。『ミキティ語録 前しか見ない』(CEメディアハウス、2024年9月)の第二弾です。

「悩むのは時間がもったいない」41歳になったミキティ、鋼のメンタルがブレないわけ
ミキティ語録
2019年に開始したYouTube「ハロー!ミキティ」は今や登録者数100万人超。<「いまの自分を大事にすること」を意識して過ごしています>という生き方は、40代・3児のママになってもブレません。

変わる、変わらないではなく、まずは自分軸で生きる。あなたの心に灯をともす、ミキティ語録を紹介していきましょう。

悩み多き恋愛沼から抜け出そう

 自分とは異なる個性に惹かれる、あるいは自分との共通点を見つけて惹かれる。恋愛の始まりは様々ですが、あれほど好きになったのに、ともに過ごすうちに、何かが違う、と思いがち。

 好きだからこそ相手に変わってほしい。でも、あなたの願いも空しく彼は通常運転。ままならない恋愛について、厳しくもやさしく、こう諭(さと)します。

あなたでは変わらない。変わるとしたら、多分違う人と出会って彼は変わるんだと思う。


 たとえばモラハラ。そこだけ変わってほしいと思っても、彼は変わらない。あなたに嫌なことができる、それがあなたにとっての彼だから。そうミキティは断言します。一見残酷ですが、ミキティの愛がこもった考え方ではないでしょうか。

どうしても許せないことだけルール化する

 夫婦だったり、家庭だったり、複数人で生活していれば、些細な軋轢(あつれき)はつきもの。とりわけ家事を担うことが多い女性には、不満が溜まってしまいます。男性にとっては、いちいち面倒くさい女性からの小言かもしれませんが、我慢が積み重なってストレスに押し潰されるのは女性のほうです。3児のママでもあるミキティだって、それは同じ。

ルール以外に我慢していることは死ぬほどある。せめてルールだけは守ってほしい。

 ルールはあっても別に悪くない、とミキティは言います。こっちは我慢だらけ、死ぬほど我慢しているんだ!というのをわかってもらいたいのです。


どうしても許せないことだけ、「これだったら、やってくれるかな」っていうことだけを、ルール化しているんです。

一番身近で大切な家族だからこそ、ルールを守って暮らしたいですよね。

友達はたくさんいなくていい

 職場にプライベート、さらにSNSなど、出会いの場は多々あるのに、なぜか孤独感に苛まれる。誰かとつながっていないと不安。とはいえ、気づかいしては疲れる日々。イイネの数が多いほど、さみしくなる不思議な矛盾を、ミキティは一蹴します。

友達は、たくさんいなくてもいい。たいして仲よくない人と一緒にいるほうが苦痛。
友達が多ければ悩みも増えるだろうし、自分にとっての適量を知ることは必要かも。

 豊かな日々は、友達の数で決まるのではなく、自分のちょうど良さを知ることからはじまるのかもしれません。

「悩むのは時間がもったいない」41歳になったミキティ、鋼のメンタルがブレないわけ
藤本美貴さん


「私は本当に悩みません」

 常に前向き、ポジティブ、パワフル。人生を振り返りもせずに、駆け抜けているようなミキティ。

私は本当に悩みません>と言い切る背景には、<何か起こったら、とにかく対処法を考えます。
>という確固たる信念があります。

 どうしよう?と思うより先に、どうすべきか、対処法を考える。そうです、どうしよう?のループにはまれば、ただ自分を追い詰めてしまうだけ。そしてとにかく動く、行動する。

何かにぶつかる前に行動している気がします。なんか常に動いてる。

 生きていれば、悩みは付いて回ります。でも動いていれば、ぶつかる以前にかわせる可能性だってあるのです。行動して、何かに夢中になっていれば、悩みにすら気づかないという前向きさも、身につくかもしれません。

「毎日死んで、毎日生き返る」をテーマに生きてるっていう感じです。

 と、今日を全力で燃え尽くして、翌日不死鳥のようによみがえる、信じがたいタフさですが、それでもミキティは言うのです。

一歩一歩よ、本当に。
飛べないから。


 ミキティといえど、一足飛びには行けないのです。

 本書のページをめくるたび、思わず二度三度うなずいてしまう格言の数々。人生って過酷だけど、必ず乗り越えられる、ミキティのように楽しみながら、と信じられる一冊です。

<文/森美樹>

【森美樹】
小説家、タロット占い師。第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『私の裸』、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)、『わたしのいけない世界』(祥伝社)を上梓。東京タワーにてタロット占い鑑定を行っている。X:@morimikixxx
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