とうとう反町隆史版『GTO』が連ドラで帰ってくる……!?

『GTO』(フジテレビ系)といえば、暴走族あがりの破天荒教師が、赴任した高校の生徒たちの問題に命がけで向き合い、学校全体を変えていくという、漫画原作の大人気ドラマ。

 1998年に反町隆史さんが主演し、視聴率(ビデオリサーチ調べ/世帯、関東地区)は全話平均で28.5%、最終回で35.7%という、令和のいまでは信じられないほどの数字を叩き出して社会現象を巻き起こしたレジェンド作品です。


現在52歳ながら日本ドラマ界の第一線で活躍

視聴率35%超え“伝説のドラマ”が、今夏復活か?主演の52歳...の画像はこちら >>
『GTO』はその後、2012年から2014年にかけてAKIRAさん主演でリメイク版シリーズが制作されていましたが、一昨年(2024年)4月に、満を持して反町版の続編スペシャルドラマが実に26年ぶりに放送され、大きな話題に。

 そんな伝説の反町版『GTO』が、とうとう今夏、GP(ゴールデン・プライム)帯の連続ドラマとして復活するという報道が出ているのです。

 反町さんは今クールもGP帯・連ドラ『ラムネモンキー』(フジテレビ系/大森南朋さん・津田健次郎さんとトリプル主演)に主演中。『GTO』がスペシャルドラマで復活した一昨年は、『グレイトギフト』(テレビ朝日系)と『オクラ~迷宮入り事件捜査~』(フジテレビ系/杉野遥亮さんとダブル主演)に主演と、1年で2本のGP帯・連ドラで主人公を務めており、近年はすこぶる絶好調なのです。

 現在52歳ながら、勢いのある若手主演俳優たちにも負けじと、日本ドラマ界の第一線で活躍を続けています。

『未成年』のアウトローが『GTO』に繋がった?

視聴率35%超え“伝説のドラマ”が、今夏復活か?主演の52歳・イケメン俳優、一時は露出激減も…大復活の裏にあった“長寿番組”の存在
画像:株式会社ポニーキャニオン プレスリリース
 ただ、GP帯・連ドラ主演をばんばんこなしている印象の強い反町さんですが、それはここ数年間の話。かつては、“低迷期”というほどではないものの、連ドラ主演から遠ざかっており、主役以外でドラマ出演することがあまりなかった時期もあったのです。

 1994年の『毎度ゴメンなさぁい』(TBS系)でドラマデビューした反町さんは、翌1995年に出演した『未成年』(TBS系)で主要キャラに抜擢され、本作が大ヒットしたことで彼もブレイク。

『未成年』で演じた役柄が、18歳で暴力団構成員になっているというアウトローキャラだったことが、もしかすると後の『GTO』主演の一因になっていたのかもしれません。

2010年代前半には主演連ドラが激減していた

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画像:株式会社ポニーキャニオン プレスリリース
『未成年』から2年後の1997年には、反町さんのもうひとつの代表作ともいえる『ビーチボーイズ』(フジテレビ系/竹野内豊さんとダブル主演)が放送され、その翌年には『GTO』が放送。“俳優・反町隆史”の絶頂期と言っても過言ではないでしょう。

 実際、『GTO』後から2000年代前半にかけては、1999年の『チープラブ』(TBS系)、2000年の『ラブコンプレックス』(フジテレビ系/唐沢寿明さんとダブル主演)、2002年の『ダブルスコア』(フジテレビ系/押尾学さんとダブル主演)、2003年の『ホットマン』(TBS系)など、次々と連ドラ主演を果たしていたのです。

 けれど2000年代後半から失速していき、2010年代前半には主演連ドラが激減。2011年に『グッドライフ~ありがとう、パパ。さよなら~』(フジテレビ系)などはありましたが、往時の勢いはなくなっていました。
2番手キャストの準主役といった出演もなかったため、2010年代前半は反町さんをテレビで観られる機会はなかなかありませんでした。

明確な転機、それは2015年に抜擢された『相棒』

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『相棒-劇場版IV- 首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断』(C)2017「相棒 劇場版IV」パートナーズ画像:ぴあ株式会社 プレスリリース
 全盛期を過ぎて露出が減っていた反町さんでしたが、近年は全盛期に迫るほどの勢いで主演ドラマのオファーが立て続けに舞い込んでいる状況。

 それには明確な転機がありました。

 当時、水谷豊さんの“新相棒”が誰になるのかと予想する報道が飛び交っており、最有力とされていたのは仲間由紀恵さんでした。フタを開けると反町さんだったわけですが、その頃は次にバトンを繋ぐまでの短命相棒だとする論調もあり、必ずしも歓迎ムード一色というわけではありませんでした。

 しかし、反町さんは水谷さんとの相性の良さや、もともと持っていたスター性により、徐々に『相棒』の世界観で存在感を発揮。結局反町さんは、2015年から2022年までの7シーズンにわたり出演し、相棒在任期間が当時の歴代最長記録を更新するほど、ファンから愛されたのです。

俳優・反町隆史のキャリアハイは、これから?

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画像:ソフトバンク株式会社 プレスリリース
 水谷さんと長年コンビを組んだことで貫禄が増したのか、惜しまれつつ『相棒』シリーズを卒業した後の反町さん。

 2022年の『オールドルーキー』(TBS系)や2023年の『スタンドUPスタート』(フジテレビ系)では、綾野剛さんや竜星涼さんが務めた主人公の前に立ちはだかる、“大きな壁”となるポジションを好演。

 特に『オールドルーキー』は民放ドラマ枠の雄「日曜劇場」の作品。そんな「日曜劇場」で“俳優・反町隆史ここにあり!”と円熟した演技を見せたことも、再び主演オファーが舞い込む現況の後押しになっていたのではないでしょうか。

 ――今年、連続ドラマの『GTO』が復活するとしたら、『ラムネモンキー』と合わせて、また1年で2本のGP帯・連ドラ主演をすることになります。

 1997年の『ビーチボーイズ』と1998年の『GTO』の時代が彼の全盛期と思われがちですが、もしかすると俳優・反町隆史のキャリアハイは、50代になったこれから訪れるのかもしれません。


<文/堺屋大地>

【堺屋大地】
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。『日刊SPA!』(扶桑社)で恋愛コラム連載、『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載、『コクハク』(日刊現代)で芸能コラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。公式SNS(X)は @SakaiyaDaichi
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