現在放送中のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』が、視聴者から高い支持を得ている。

父・祖父も「大河主演」の超血筋!親子3代で大河出演の29歳“...の画像はこちら >>
 俳優の仲野太賀が主演を務める作品で、初回放送の視聴率は前作『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』、前々作『光る君へ』を上回る数字に。
さらに、初回については「NHK ONE」の再生数が100万回を突破し、NHK総合とNHK BSの重複視聴を除いた合計視聴人数は2248.7万人(ビデオリサーチ調べ)になったと発表された。

『豊臣兄弟!』視聴人数2200万人超の快進撃

 多くの視聴者を獲得した『豊臣兄弟!』だが、出演者たちが豪華なことでも人気を得ている。主人公・小一郎(豊臣秀長)を演じる仲野をはじめ、藤吉郎(豊臣秀吉)を池松壮亮、織田信長を小栗旬、徳川家康を松下洸平が担当。

 女優としては永野芽郁の代役を務める白石聖を筆頭に、浜辺美波、宮﨑あおいなど主演クラスがそろい、この後には吉岡里帆、菅田将暉の出演も控えている。

 そんな『豊臣兄弟!』で、当サイトが注目するのは「2世」「3世」の俳優たちだ。主演の仲野は父が俳優の中野英雄として有名だが、それ以外の出演者にも「2世」「3世」の俳優が多くいるので紹介したい。

松崎しげる長男・松崎優輝が福島正則役で躍動

 1人目は、豊臣秀吉に近習として仕えた福島正則を担当する松崎優輝。優輝は大河ドラマに初出演の俳優で、歌手・松崎しげるの長男として知られる。

 しげるの大親友である西田敏行にあこがれて20歳で芸能界入りした優輝は、舞台をはじめ『警視庁アウトサイダー』(テレビ朝日系)、日曜劇場『下剋上球児』(TBS系)などに出演。これからが期待される若手俳優で、大河出演でブレイクするのか注目しよう。

香川照之の長男・市川團子が「森蘭丸」に

父・祖父も「大河主演」の超血筋!親子3代で大河出演の29歳“実力派”、『豊臣兄弟!』に集う豪華2世の系譜
画像:株式会社東急文化村 プレスリリース
 2人目は、織田信長の近習・森蘭丸役で大河ドラマ初出演を果たした歌舞伎俳優の市川團子だ。團子の父は市川中車(香川照之)で、香川は2010年放送の『龍馬伝』をはじめ大河ドラマの常連俳優として知られている。

 團子は、2012年6月に『スーパー歌舞伎 ヤマトタケル』のワカタケルで五代目市川團子を名乗り初舞台を経験。歴史ある家系の歌舞伎俳優として、舞台を中心に大活躍中だ。映画やドラマの仕事がまだほとんどないため、人気の高い森蘭丸役でどんな演技を見せてくれるのか期待だ。


緒形拳から続く「3代大河」緒形敦の存在感

 3人目は、織田信長の弟・信勝の長男となる織田信澄役で登場する緒形敦だ。緒形は、祖父が名優・緒形拳、父が俳優の緒形直人、母が女優の仙道敦子という3世俳優。大河ドラマには2019年放送の『いだてん~東京オリムピック噺~』以来、2回目の出演となる。

 緒形家といえば、祖父の拳は生前、計9作品の大河ドラマに出演。直人は1992年の『信長 KING OF ZIPANGU』で主人公を務め、史上初となる大河主演を親子で務める快挙を成し遂げた。緒形家は3代にわたって大河ドラマに出演するなど縁が深く、敦がどんな演技を見せるのか注目となる。

 そして、若手ではないが、今川義元を演じた大鶴義丹も2世俳優だ。今回、長いキャリアの中で初の大河出演になった大鶴は、父が唐十郎、母が李麗仙で両親ともに俳優。唐十郎と李は、1978年放送の大河ドラマ『黄金の日日』に出演している。

 現在、主要なキャラを演じる俳優だけでも、これだけの「2世」「3世」が『豊臣兄弟!』に出演中、もしくは出演予定だ。かつて、親が出演した作品を視聴したうえで、子どもたちの演技が似ているのかなど、比較しながら『豊臣兄弟!』を見るのも楽しいかもしれない。

<文/ゆるま小林>

【ゆるま 小林】
某テレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。
退社後、フリーランスの編集・ライターに転身し、ネットニュースなどでテレビや芸能人に関するコラムを執筆
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