橋田壽賀子脚本の人気長寿ドラマシリーズ『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)で10歳から12年間、“加津ちゃん”こと野々下加津役を演じていた宇野なおみさん(36歳)。かつて“天才子役”と呼ばれた宇野さんは現在、フリーライター、エッセイストとして活動中です。


 そんな宇野さんが30代女性として等身大の思い、ちょっとズッコケな日常をお届けするエッセイ連載。今回のテーマは「節約」です(以下、宇野さんによる寄稿)。

“スマホ代”を節約するには

36歳・元『渡鬼』子役がスマホを5年以上使うためにやっている...の画像はこちら >>
 粗忽者すぎて、スマホを落としただけどころか、自転車で轢いたことが2回あります。

 でも、長年使えています。ひとえに、スマホケースのおかげで。

 皆様ご機嫌よう、宇野なおみです。良いスマートフォンライフを送ってらっしゃいますか?

 相変わらずの物価高、GDPの結果もはかばかしくなかった今日この頃で、固定費を削るなんて特集をよく見かけますね。そんな今回のテーマは「スマホの節約」。大学からスマホライフとなったわたくしとしては、まず。スマホ代の節約には頑丈なスマホケースとフィルムを挙げたいです。

 なんですの、私は本気ですよ。

私たちは「スマホ本体の代金」と「月額使用料」を払っている

 意外と忘れがちですが、実は「スマホ本体の代金」と「月額の利用料」はまったくの別物です。とりわけ今のスマホは非常に高額ですので、料金と一緒に分割払いされる方も多いでしょう。私などは日々、歩きスマホをする人々を見かけるたびに「十数万を片手に持ちながら渋谷駅を歩いて……!? と震えておりますよ。


 私は(今は更新全然できていない)YouTubeの撮影用として、画質に全振りしたアンドロイド+長年愛用の古いiPhoneという組み合わせで2個持っております。

 そう、この「長年使う」。最新ガジェットにほれ込んでいるとか、推しの配信を高画質で見るとか、そういう方ではない限り、長く使うことは大きな節約ポイントになると思います。

 なぜスマホケースが重要なのか? 私たちは手を滑らせる生き物だからです。

 うっかり落として画面がチョリンチョリンパリン。どなたもご経験あるのではないでしょうか。見栄えも悪いし、使いづらいし、なんだか怪我しそうだし。取る選択肢は、修理か買い替えでしょう。

 最近のiPhoneもアンドロイドは強化ガラスなどを使って割れにくくなっているといいますが、その分修理代も跳ね上がっているそうです。仮に画面が無事でも、カメラ部分などが損傷すれば結構な修理代がかかってしまいます。

 保険に入ると同時に、スマホケースとフィルムに多少お金をかけて丈夫なものにしておく。これは、スマホ本体の寿命を延ばすことに他ならないのです。


 冒頭で書きましたように、粗忽者ゆえにチョリンチョリンパリンどころかドスンガチンバタン、みたいな落とし方をするので、スマホケースはお守り通り越して守り神です。

 そんな私がなが~~く同じiPhoneSEを使えたのは、ひとえにきわめて丈夫なiPhoneケースを使っていたからでした。

5年ぶり?に現れた赤い背中

36歳・元『渡鬼』子役がスマホを5年以上使うためにやっている“たった1つのこと”「自転車で2回轢いたこともあるけど…」
壊れたケースとぴかぴかスマホ
 iJOYという、サンクレスト社さんの猫耳がついたiPhoneケースをずっと使っておりまして、これが本当に丈夫でした。自転車で轢くどころか、階段から垂直落下させたこともあるんですが。無事でした。

 今調べたら車で轢いても大丈夫って触れ込みになってましたね。気に入りすぎて取り換える気が起きず、友人たちからも「なおみのねこみみのケース」となじんでしまったので、ずっとそのまま。ものぐさがばれますね。

なぜかスマホから日焼け止めに思いを馳せる

 でもさすがに寿命が来たのか、ケースがついに壊れまして。取り換えるか~とケースを外したところ、新品のような赤い背面が出てきました。

 そういえばこのiPhone赤かった、としみじみいたしました(忘れていた)。あまりつるっつるの姿に、感動すると同時に日焼け止めの重要性を感じざるを得ませんでした。日焼け防止に「覆い」しかないんだと……。神保町の古本屋さんもそう思いますよね?

 インスタグラムの投稿とか写真データを見るに、多分2021年から使っているっぽいので、約5年ぶりに現れた背中です。
本体もケースも長く使いすぎ。

 まあ、2023年くらいから2個使いなので、それが寿命を延ばしているのでしょう……。もともと、スマホをそんなに使わないんですよね。デュオリンゴだけは1000日続けていますが。

 最初にちょっとお金がかかりますが、長い目で見て、頑丈スマホケース&フィルムをチョイスすることは、すぐに修理を出すor短期間での買い替えを防いでくれます。もうひとつのほうも、米国規格という丈夫なケースに替えてひと安心。透明なのでいろいろ挟めて楽しいです。

 服部平次のシールと、忍たまの映画の入場特典と、シャネルの無料イベントでいただいた親友とのチェキを入れています。別の友人に「もうちょっとバランスが取れんのか」と言われました。

スマホプランはどんな感じ?

36歳・元『渡鬼』子役がスマホを5年以上使うためにやっている“たった1つのこと”「自転車で2回轢いたこともあるけど…」
服部平次がいます
 電話会社に忠誠を誓っても、報奨金はもらえない。

 数年前、安くスマホを買おうと、ノジマ・ビックカメラ・地元携帯ショップ・ヨドバシカメラまで歩き回り、インタビューも行うライターであることを活かして店員さんから聞き取りをした結果です。

 かつては「2年縛り」なんて単語もありましたが、今は携帯会社の価格競争時代。大手キャリア以外にもいくらでも選択肢があります。
継続して使っても優待券がもらえるわけでないですし、本体を買う場合、携帯会社を変えて抱き合わせで買ってしまうのが一番いいです。ただ、ある程度の継続は推奨されていますが……。

 大手キャリアの格安SIMは回線も安定しているので、「ネットつながらない」なんてケースも少なくなりました。プランに関してはエッセイというより比較記事になってしまうので書きませんが(笑)、例えばLINEMOはギガを使い切って低速になってもLINEだけは普通に使えるので、連絡手段のメインがLINEという人にはおすすめです。

 家族で使うと安いといったプランや、サブスクの動画サービスがお得になる、といった各社の特徴を見てみると面白いですよ! 凝り性+オタクという性格がすぐに突き詰めてしまう。

 ちなみに若干高め設定の格安SIMプランは、スマホ本体が非常に安くなっている、というケースもあるので、「総額が安くなる」ほうを選ぶのもひとつの方法かもしれません。

必需品だからこそうまく付き合う

36歳・元『渡鬼』子役がスマホを5年以上使うためにやっている“たった1つのこと”「自転車で2回轢いたこともあるけど…」
2021年の私。以前インタビューを受けた時にも使った写真
 実は、スマホ代がかさんで「もう解約してやる!! パソコンメールのみで生きる!!」と叫んだことがあります。さすがにフリーランスのライターとして自刃極まりない所業のためやめました。

 この小さい機械から、世界につながり、なんでも調べられるようになった昨今。方向音痴気味のため、マップがないと生きていけません。冗談抜きでメルボルンを生き延びたのは地図アプリのおかげでしたしね……(過去連載参照)。

 そうそう、最近中国では「Are you dead?」なるアプリが独り暮らしの大人気なのだとか。
毎日「生きている」というボタンを押すだけのシンプルな安否確認アプリですが、それがなかったら登録している連絡先などに連絡がいく仕組みなのだとか。高齢化社会、命をつなぐインフラとしても、スマホはますます重要になっていくのでしょう。

 いろいろと助けてくれる存在だからこそ、煩わしさは最小限に、最大限に活用を。

 スマホケースの見直し、おすすめです!

<文/宇野なおみ>

【宇野なおみ】
ライター・エッセイスト。TOEIC930点を活かして通訳・翻訳も手掛ける。元子役で、『渡る世間は鬼ばかり』『ホーホケキョ となりの山田くん』などに出演。趣味は漫画含む読書、茶道と歌舞伎鑑賞。よく書き、よく喋る。YouTube「なおみのーと」/Instagram(naomi_1826)/X(@Naomi_Uno)をゆるゆる運営中
編集部おすすめ